(Written by Yoshitaka)
使用バイク:STORCK Rebel Nine
タイヤ:MAXXIS IKON 29×2.2
空気圧:2.1
UCI MOUNTAINBIKE WORLD CUP VAL D'ISEREに参戦してきました!
なかなか文章では表せないような経験をいろいろしてきました!
今回のWCはDHライダーの末政さんと一緒に行きました!(連れて行ってもらいました)
25日
この日は試走ができませんでした。エントリーをはやめにしといて、せっかくなので末政さんと一緒にDHコースを歩いてきました^^
すこし寒い日だったのでmont-bellさんの服を着て防寒!
動きやすいし、暖かいし最高でした^^
コースはさすがWCといった感じでコースの見た目でかなり圧倒されてしまいました。
ジャンプ台が高い!
試走1日目(26日)
レース会場は標高1800m!いつもの環境とは全く違う場所でした。
天気はめちゃくちゃ晴れ。
日差しがじりじりと暑く、肌が痛い感じ。
コース図はすでに日本にいるときに見ていましたが、実際に見てみるとものすごいコース。
岩や丸太を置いてつくられたコースや、長い距離で斜度がけっこうきつい登りなど。
とにかく、圧倒されましたが、同時にすごくわくわくした気持ちに。
朝はやくに起床し急いで準備して、試走開始時間ちょうどにコースへ。
高地にきてまだ2日目だったので、体を少しでも慣らすためにゆっくりめのペースでコースを確認しながら走る。
1周走り終わったころに沢田 時くんと合流。
それから4、5周ほど一緒に試走しこの日の試走は終了。
試走2日目(27日)
朝起きたら、体がだるい感じ。試走しすぎたかなぁ、と思いつつ1日目と同じくコースへ。
走ってみたらやっぱり体が少し疲れていて、この日は1周半ほどで終了し、午後からは宿でゆっくり休みました。
末政さんにレース当日は雨だと聞いていたので、雨の降ったコースをイメージしながら寝ました。
レース当日
予報通り、雨が降っていました。タイヤの選択にものすごく悩みましたが、走った感じ雨が降ってもそんなに滑らないような気がしたのでタイヤは変更せず MAXXIS IKON で挑みました。
以下レースレポートです。
UCI MOUNTAINBIKE WORLD CUP VAL D'ISERE
レースは4.8キロのコースを5周回。コースの印象はとにかく厳しい。登りの距離が日本より長く、
芝生で斜度のきつい登りもあるパワーコース。
下りはそんなにテクニカルではありませんでした。
しかし、標高が1800mの場所のコースで、スタートから一気に標高2000m近く
まで登るというほんとうに厳しいコースでした。
路面は硬い感じで、粘土質なところは無く走りやすい。
体の調子は良くも無く、悪くも無い感じ。
レース当日の天気は、天気予報通り雨。
参加人数は95人と多めで、僕は87番目。
スタート位置は、ほぼ最後尾。
万全の状態で召集エリアに。
そしていよいよレーススタート。
スタートの時点で前の集団とはかなりの差が空いてしまう。
スタートダッシュは少しだけ自信があったのに悔しい。
追いつくために全力で走行。
しかし、いつものレースみたいになかなか追いつかない。
けど諦めずに追いかけなんとかコース中盤で集団の最後尾に追いつく。
そこから、2周目に入るまでに少しづつ順位をあげましたが、2周目から全然順位を上げれなく体力的に厳しい状態で3周目に。
少しでも前の選手に追いつくようにペースを上げようとするが、呼吸が苦しく、足にも力が入らなくなってきていてペースをなかなか上げれない状態に。
3周目に入ってしばらくして、数人を抜き順位をあげましたがトップとの差があまりにも大きく、ラップアウトで終了。
結果は-2Lapで71位でした。
このレースは標高が高くて、うまく呼吸ができない状態になってしまったりととてもキツイレースでした。
ラップアウトで終わってしまいましたが、初めてのWCは驚きの連続でとても刺激になりました。
本当に悔しい気持ちでいっぱいです。日本では味わったことの無い負け方をして、世界の強さと速さを教えられました。
本当に今回のレースはとても良い経験になりました。
彼らは強く速かったです。けど、僕も彼らの強さに追いつき、さらには彼らよりもっと強くなりたいと改めて心の底から思いました。
今回はラップアウトという結果になってしまいましたが、本当にいい経験ができたのでこの経験を生かして、次のJシリーズ(富士見)で良い結果が出せるように頑張ります。
日本から応援してくれた皆様ありがとうございました!!
すごく力になりました!
次の富士見でも応援よろしくお願いします!