2013年初のJシリーズそして、僕自身初めての出場となるJ2緑山。
去年からどれだけ自分が強く、速くなったのかを問われる、そんな感じのレース。今回のレースに向けて846合宿でしっかり練習して、少し疲れが残っていたが体調も問題ない状態。シクロクロスシーズンの時に感じていた、体が動かない感じもなかったので、いよいよシーズンインといった感じだった。初の緑山なので、前日はじっくり試走した。846合宿を共に過ごしたメンバーにコースを教えてもらいながらじっくり試走し、ラインと地面の感じを覚える。コースは1周2.3kmとJシリーズにしては非常に短いコース。短い上りとゆるい下りがあり、テクニカルな所などはなく、簡単なコースだった。
レース前日の夜から雨が降ったがレース当日は、予報とは違って晴れ。しかも温度も高く、路面は試走した時と同じ状態に戻っていた。
最高の天気で、気持ちにも余裕ができた状態でアップを開始する。
今回のスタートコールは6番で最前列。いつも緊張してガチガチになるが、今回はカズさんも来ていたのでさらに緊張した。
そしていよいよスタートの合図。笛が鳴ると同時に力強くペダルを踏む。
しかし、緊張しすぎたためかクリートキャッチに失敗。完全に出遅れてしまい10番前後の位置でレースを開始することに。焦らず、ひとつひとつ順位を上げていくことに集中しながら走り、得意な上りでどんどん順位を上げていき4位まで順位を上げた。その後はしばらく3位選手とパックで走行。様々な所で抜きにかかるが、なかなか抜けない。4周目ぐらいになると前を走っている選手をやっと抜くことができた。ペースを上げながら走っていると2位選手も視界にとらえ、抜かして単独2位に。この時、トップとの差は1分30秒ほど。周回数は10周だったので、まだ追い上げることができる。ENVEの軽さを感じながら、上りのある所は全てダンシングで上っていきペースを上げた。しかし、前との差は詰まるどころか開いていっていた。
さらにペースを上げて追ったが、差は開いていくばかり。そのまま差は開き続けたが、順位を落とすことなくゴール。
結果は2位。開幕戦からいきなりの表彰台で嬉しい気持ちもあるが、優勝できなかったので悔しい気持ちもある。
バイクにもすっかり慣れ、気持ちよく走ることができたのでいいレースになった。
レース後、カズさんから今後の改善すべきところのアドバイスをもらえたので、しっかり次に繋げていきたいと思います!