(Written by HP Staff)
本日よりステージレース The Langkawi International MTB Challenge 2013 に出場している中原選手。
初日のプロローグ個人タイムトライアルは18位でした!
明日から本格的なステージレースがスタート。10月5日まで続きます。
応援、よろしくお願いいたします!
2013年9月30日月曜日
2013年9月7日土曜日
2013 MTB世界選手権大会 XCO
(Written by Yoshitaka)
MTB世界選手権、世界で1番速くて強い選手を決める大きいレースに今年もU23日本代表として出場することができた。世界選手権には今年で2回目の出場となる。去年は、全力を出したが、世界の強敵達にスタートから置いていかれ、全然競うことができなかった。それから1年、自分なりにトレーニングを考えながら、いろんな人にアドバイスをもらい、このレースに向けて準備してきた。
今回のコースは、WCでも使用されているピーターマリッツバーグ。去年、ネット中継で見ていても難しさが伝わってくるコースで、実際走ってみたら想像していたよりも難しいセクションがいくつかあった。下りでは一瞬も気が抜けず、高速で難しい下りやロックセクションが多く、上りもいい感じにスピードが出るところが多かったので海外選手とのパワー比べになることが予想できた。特に僕は下りが苦手なので、レースまでの3日間じっくりと試走しコースを100%走れるようにした。
レース当日。天気が雨の予報で心配していたが、どうにか曇りの状態。しかし、今にも降り出しそうな感じの空だった。気温も低くなり、試走していた時の暑さが全くなかった。どんどん雲行きがあやしくなる中、アップを開始する。コースをイメージしながらじっくり足をまわす。そしてアップを終えていよいよボックスへ。
スタート位置は最後尾。しかし、嫌な気持ちは全然なかった。力さえあれば前の位置で戦えるはずだ、そう去年感じたからだ。位置は関係ない、自分の力を100%出せば前に出ることは不可能じゃない。そう考えながらスタートを待つ。いい感じに集中できたところで、スタートラインへ。事前に左側は渋滞しやすいとの情報を聞いていたので右側へ並ぶ。
不安の無い状態でレーススタート。クリートキャッチは大成功。さっそく同じ列に並んでいた選手達より前に出ることに成功。そのあとすぐに前で落車がおきていたが、うまく避けて一気に加速する。渋滞する事なくスタート後の上りをクリアし、前方を確認すると選手が全然いなくて、20番手ぐらいの位置を走っていた。もっと前へ出ようと思った瞬間、両サイドから信じられない人数の選手が一気に入ってくる。抵抗しながら走ったが、かなり後ろの方まで位置を下げてしまい長い上りの前で渋滞。バイクを押しながらできるだけ順位を上げるが、下りに入ると他の選手に全くついていけなく、差を開けられてしまう。60番手ぐらいで1周目を終えて2周目へ。
まだ目の前に選手がいるので、絶対に離れないように、そして隙があれば前に出ながら走る。
2周目のうちに目の前にいた選手は何人か抜いたが、何人かは下りで見えなくなってしまった。
3周目、いよいよ前に選手がいなくなり単独状態になったが、ひたすら全力で走り続けた。そして4周目に入り、5周目にも入れるかと思ったところでラップアウトに。
結果は52位。スタートがうまくいっただけに、とても悔しい結果になってしまった。何より悔しかったのが、下りでの自分のテクニックの無さ。難しいセクションは試走で走っていけるようにはなったが、速くはない。そして、U23カテゴリーの他の海外選手達のレベル。去年よりさらにハイレベルになっていた。1年間という同じ期間、僕もしっかり練習してきたがそれでも全然通用しなかった。それが何よりも悔しい。
今後は、持久力やパワーを上げることはもちろん、もっとテクニックを上げていかないといけない、もっと視野を広げて練習する必要があると思ったレースになった。
次のレースはJ1富士見。あまり期間は無いけど、できる限りの事をやってレースに備えたいと思う。
今回もサポート、応援ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
【レースタイトル】
【使用機材】
バイク: CANNONDALE F29
サスペンション: CANNONDALE Lefty carbon
ホイール: ENVE
チェーン: KMC X10
タイヤ: MAXXIS IKON
ブレーキ MAGURA MT 8
ペダル: TIME ATAC XS CARBON
サドル: FI’ZI;K TUNDRA 2
ハンドル&プーリー: ハンドル:ENVE
プーリー:SHIMANO XTR
ヘルメット: OGK REDIMOS
グローブ&ソックス
シューズ SHIMANO SH-M315E
MTB世界選手権、世界で1番速くて強い選手を決める大きいレースに今年もU23日本代表として出場することができた。世界選手権には今年で2回目の出場となる。去年は、全力を出したが、世界の強敵達にスタートから置いていかれ、全然競うことができなかった。それから1年、自分なりにトレーニングを考えながら、いろんな人にアドバイスをもらい、このレースに向けて準備してきた。
今回のコースは、WCでも使用されているピーターマリッツバーグ。去年、ネット中継で見ていても難しさが伝わってくるコースで、実際走ってみたら想像していたよりも難しいセクションがいくつかあった。下りでは一瞬も気が抜けず、高速で難しい下りやロックセクションが多く、上りもいい感じにスピードが出るところが多かったので海外選手とのパワー比べになることが予想できた。特に僕は下りが苦手なので、レースまでの3日間じっくりと試走しコースを100%走れるようにした。
レース当日。天気が雨の予報で心配していたが、どうにか曇りの状態。しかし、今にも降り出しそうな感じの空だった。気温も低くなり、試走していた時の暑さが全くなかった。どんどん雲行きがあやしくなる中、アップを開始する。コースをイメージしながらじっくり足をまわす。そしてアップを終えていよいよボックスへ。
スタート位置は最後尾。しかし、嫌な気持ちは全然なかった。力さえあれば前の位置で戦えるはずだ、そう去年感じたからだ。位置は関係ない、自分の力を100%出せば前に出ることは不可能じゃない。そう考えながらスタートを待つ。いい感じに集中できたところで、スタートラインへ。事前に左側は渋滞しやすいとの情報を聞いていたので右側へ並ぶ。
不安の無い状態でレーススタート。クリートキャッチは大成功。さっそく同じ列に並んでいた選手達より前に出ることに成功。そのあとすぐに前で落車がおきていたが、うまく避けて一気に加速する。渋滞する事なくスタート後の上りをクリアし、前方を確認すると選手が全然いなくて、20番手ぐらいの位置を走っていた。もっと前へ出ようと思った瞬間、両サイドから信じられない人数の選手が一気に入ってくる。抵抗しながら走ったが、かなり後ろの方まで位置を下げてしまい長い上りの前で渋滞。バイクを押しながらできるだけ順位を上げるが、下りに入ると他の選手に全くついていけなく、差を開けられてしまう。60番手ぐらいで1周目を終えて2周目へ。
まだ目の前に選手がいるので、絶対に離れないように、そして隙があれば前に出ながら走る。
2周目のうちに目の前にいた選手は何人か抜いたが、何人かは下りで見えなくなってしまった。
3周目、いよいよ前に選手がいなくなり単独状態になったが、ひたすら全力で走り続けた。そして4周目に入り、5周目にも入れるかと思ったところでラップアウトに。
結果は52位。スタートがうまくいっただけに、とても悔しい結果になってしまった。何より悔しかったのが、下りでの自分のテクニックの無さ。難しいセクションは試走で走っていけるようにはなったが、速くはない。そして、U23カテゴリーの他の海外選手達のレベル。去年よりさらにハイレベルになっていた。1年間という同じ期間、僕もしっかり練習してきたがそれでも全然通用しなかった。それが何よりも悔しい。
今後は、持久力やパワーを上げることはもちろん、もっとテクニックを上げていかないといけない、もっと視野を広げて練習する必要があると思ったレースになった。
次のレースはJ1富士見。あまり期間は無いけど、できる限りの事をやってレースに備えたいと思う。
今回もサポート、応援ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
【レースタイトル】
Rank | Name | Time |
---|---|---|
1 | Gerhard KERSCHBAUMER | 1:28:55 |
2 | Julian SCHELB | +00:00:58 |
3 | Michiel VAN DER HEIJDEN | +00:01:24 |
52 | Yoshitaka Nakahara | -2LAP |
【使用機材】
バイク: CANNONDALE F29
サスペンション: CANNONDALE Lefty carbon
ホイール: ENVE
チェーン: KMC X10
タイヤ: MAXXIS IKON
ブレーキ MAGURA MT 8
ペダル: TIME ATAC XS CARBON
サドル: FI’ZI;K TUNDRA 2
ハンドル&プーリー: ハンドル:ENVE
プーリー:SHIMANO XTR
ヘルメット: OGK REDIMOS
グローブ&ソックス
シューズ SHIMANO SH-M315E
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