現在、本ページはメンテナンス中です。
近日再開予定とさせていただきます。
2014年12月30日火曜日
2014年10月31日金曜日
J1白山一里野 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
いよいよ2014年Jシリーズの最終戦、J1一里野がやってきた。このレースまでの期間、いいトレーニングができていて体調にも問題ない状態でレースに挑むことができた。気持ち的にも最終戦だからか自然と気合が入っていた。
コースは昨年とあまり変わらず、キツイ斜度の上りが印象的。下りは少し変わっていた部分もあったが、問題なく対処できた。試走ではコース終盤のシングルトラックを覚えるように走りながらフロントのギアを前回と同じく38Tでいくのか34Tにするのかを試した。ギアは最終的に34Tを選択。タイヤの空気圧は最近の自分の定番となってきた1.7気圧に設定。
レース当日は晴れ。空気は冷たいが日差しが暑く、水分補給に気を付けておかないといけないような気温だった。今回は宿が会場の隣だったため、ゆっくりとストレス無くレース開始まで過ごすことができた。
いよいよ2014年Jシリーズの最終戦、J1一里野がやってきた。このレースまでの期間、いいトレーニングができていて体調にも問題ない状態でレースに挑むことができた。気持ち的にも最終戦だからか自然と気合が入っていた。
コースは昨年とあまり変わらず、キツイ斜度の上りが印象的。下りは少し変わっていた部分もあったが、問題なく対処できた。試走ではコース終盤のシングルトラックを覚えるように走りながらフロントのギアを前回と同じく38Tでいくのか34Tにするのかを試した。ギアは最終的に34Tを選択。タイヤの空気圧は最近の自分の定番となってきた1.7気圧に設定。
レース当日は晴れ。空気は冷たいが日差しが暑く、水分補給に気を付けておかないといけないような気温だった。今回は宿が会場の隣だったため、ゆっくりとストレス無くレース開始まで過ごすことができた。
2014年10月16日木曜日
J1 富士見(秋) レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回の富士見のコースは、春の時とは変わっていて、一番変わっていたと感じたのはスタートしてから最初のシングルまでの長さだった。なかなかの距離だったので位置取りが激しくなり、いつもよりスタートが重要になりそうだと思いながら試走をした。
タイヤは台風の接近もあり、マッドコンディションが予想されたので今回はBEAVERを選択。空気圧も低めの1.7に設定し、泥でもグリップできるようにした。
レース当日は雨が降ったり止んだりの天気で自分が思っていたよりひどくはなかった。しかし気温は低くなっていたのでレース開始までの間で体を冷やさないようにし、アップは少し長めにして体を暖めた。
いつも通り自分のスタートしやすい位置を取り、レース開始。スタートダッシュはうまくいき、最初のシングルに先頭で入るが、いきなり転倒してしまい順位を落とし8番手ぐらいからのスタート。腕にうまく力が入らない状態で走り続けるが、2周目に入るころにはしっかり力が入るようになったので順位を上げていく。
その後3人パックでの争いに。隙があれば抜きに行き、抜き返されるというような展開を続けながら走る。
レース後半、下りで攻めすぎてビードが一瞬外れて空気がもれ、タイヤがペコペコになるが路面も悪くなってきていたので逆に低圧すぎるぐらいの方がグリップが良いかもしれないし、ホイール交換でのタイムロスよりも、そのまま走り続けて前を追う方が良いと判断しレースを続行。
予想通り、上りでは少し重たく感じたが、下りではしっかりグリップしたので下りも安定して走る事ができた。そして、前との差を縮めるためペースを上げて走るがレースは最終周回へ。この時もまだ3人パック。
ここでこれ以上順位を落とすわけにはいかない。前へ出てシングルの長い上りを全力で走り、徐々に差が開いているのを感じたのでその後の上りも攻めて走り、差を開けた状態でゴール。
結果は4位。
J1白馬から体調を崩しましたが期間が開いたため、その時間で体をフレッシュな状態にでき、自分らしい走りができたレースとなりました。調子が上がっているのを感じられたし、次のレースまで2週間あるのでしっかりトレーニング、調整をして最終戦へと臨み、目標である優勝を取りたいと思います。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
【使用機材】
前回のJ1白馬が終わってから体調を崩してしまったが、なんとか今回のJ1富士見までに戻すことができた。体調が戻ってからしっかりトレーニングもできていたので、不安もなく会場入りすることができた。
今回の富士見のコースは、春の時とは変わっていて、一番変わっていたと感じたのはスタートしてから最初のシングルまでの長さだった。なかなかの距離だったので位置取りが激しくなり、いつもよりスタートが重要になりそうだと思いながら試走をした。
タイヤは台風の接近もあり、マッドコンディションが予想されたので今回はBEAVERを選択。空気圧も低めの1.7に設定し、泥でもグリップできるようにした。
レース当日は雨が降ったり止んだりの天気で自分が思っていたよりひどくはなかった。しかし気温は低くなっていたのでレース開始までの間で体を冷やさないようにし、アップは少し長めにして体を暖めた。
いつも通り自分のスタートしやすい位置を取り、レース開始。スタートダッシュはうまくいき、最初のシングルに先頭で入るが、いきなり転倒してしまい順位を落とし8番手ぐらいからのスタート。腕にうまく力が入らない状態で走り続けるが、2周目に入るころにはしっかり力が入るようになったので順位を上げていく。
その後3人パックでの争いに。隙があれば抜きに行き、抜き返されるというような展開を続けながら走る。
レース後半、下りで攻めすぎてビードが一瞬外れて空気がもれ、タイヤがペコペコになるが路面も悪くなってきていたので逆に低圧すぎるぐらいの方がグリップが良いかもしれないし、ホイール交換でのタイムロスよりも、そのまま走り続けて前を追う方が良いと判断しレースを続行。
ここでこれ以上順位を落とすわけにはいかない。前へ出てシングルの長い上りを全力で走り、徐々に差が開いているのを感じたのでその後の上りも攻めて走り、差を開けた状態でゴール。
結果は4位。
J1白馬から体調を崩しましたが期間が開いたため、その時間で体をフレッシュな状態にでき、自分らしい走りができたレースとなりました。調子が上がっているのを感じられたし、次のレースまで2週間あるのでしっかりトレーニング、調整をして最終戦へと臨み、目標である優勝を取りたいと思います。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | 門田 基志 | TEAM GIANT | 01:28:40 |
2 | 平林 安里 | WESTBERG/Pro Ride | +00:00:14 |
3 | 小野寺 健 | MIYATA-MERIDA | +00:00:54 |
4 | 中原 義貴 | Cannondale | +00:01:29 |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS BEAVER 29er |
ブレーキ | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |
2014年9月26日金曜日
J1 白馬 レポート
(Written by Yoshitaka)
J1雫石以来のJ1レース、白馬大会へ行ってきた。世界戦から帰ってきてからはトレーニングをしつつ、休みも入れるという流れを送ってきた。
コースは今までの白馬のコースとは少し変わっていて、ラダーのある区間や、細かいコーナーを含んだシングルトラック、ハイスピードな下りなど、少しテクニカルな部分が増えていて、ただ力任せに走るだけでは速く走れないコースとなっていた。
前日の試走では新しく追加された区間を覚えるように走り、空気圧を調整しながら走った。今回の空気圧は1,7に設定。もう少し高い空気圧でも良いと思ったが、シングルトラックの中では少し滑ると思った所もあったので低めに設定した。
レース当日の天気は晴れ。空気は少し冷たい感じもあったが、日差しが暑く油断していると脱水症状になりそうな温度だった。日差しもきつくなる中、水を摂りつつアップを開始。最近は30分ぐらいローラーでアップして召集までは会場周りで走るというアップをやっているが、これがなかなか調子良い。
J1雫石以来のJ1レース、白馬大会へ行ってきた。世界戦から帰ってきてからはトレーニングをしつつ、休みも入れるという流れを送ってきた。
コースは今までの白馬のコースとは少し変わっていて、ラダーのある区間や、細かいコーナーを含んだシングルトラック、ハイスピードな下りなど、少しテクニカルな部分が増えていて、ただ力任せに走るだけでは速く走れないコースとなっていた。
前日の試走では新しく追加された区間を覚えるように走り、空気圧を調整しながら走った。今回の空気圧は1,7に設定。もう少し高い空気圧でも良いと思ったが、シングルトラックの中では少し滑ると思った所もあったので低めに設定した。
レース当日の天気は晴れ。空気は少し冷たい感じもあったが、日差しが暑く油断していると脱水症状になりそうな温度だった。日差しもきつくなる中、水を摂りつつアップを開始。最近は30分ぐらいローラーでアップして召集までは会場周りで走るというアップをやっているが、これがなかなか調子良い。
![]() |
photo by 信州ふぉとふぉと館 |
2014年9月11日木曜日
2014 MTB世界選手権
(Written by Yoshitaka)
3度目の世界選手権、今回はノルウェーでの開催だった。コースの上りは、芝の上りや、大きめの石がごろごろした上り、下りはバンクを含むハイスピードな下りや、BMXコースの一部、ロックセクションなどがあった。
試走は3日間あったのでコースは完璧に覚えることができ、コンディションも整えることができた。タイヤはIKON、1.7の低圧にして安定したグリップが出せるようにした。
レース当日は、晴れ。ノルウェーの気温は低かったが、日差しが暑いので走るにはちょうどいい温度だった。アップをして、スタートボックスへ。世界選だけあって、U23だけでも100人はいた。
いつもは緊張してしまうところだったが、今年は全く緊張することなく、落ち着いた状態でスタートを待つことができた。全く隙間無く選手が並び、ピリピリした雰囲気の中、笛の音でスタート。
落車だけしないように、ギリギリの間隔でスタートダッシュをする。少しでも隙間があればそこへ飛び込んでいき、順位を上げていく。
1周目から体がしっかりと動いていて、何人かとパックの状態で2周目へ。上りで積極的に前へ出るが、BMXセクションや、ハイスピードな下りでの勢いで抜かされてしまう。
下りで離されて上りで差を詰めていく感じの展開が続き、3人パックのまま走る。なんとかこのパックを抜けて、もっと前を目指そうとするが、上りで前に出ることができても下り、テクニカルな所でどうしても追いつけない。
そうして周回を重ねていくが、順位を上げることができず、ラスト1周の前にラップアウト。
結果は-1 LAP、70位。
去年と同じくスタートはうまくいったが、厳しい結果となってしまった世界選手権。テクニックや、下りで突っ込んでいく度胸、力の使い方などに圧倒的な差を感じるレースとなりました。
もちろん上りでも差はありますが、今までに比べればかなり差は詰まった感じがあり、去年なら上りも下りも離されて、単独で走り続ける結果になっていたが、今年は最後までパックで走り、単独になる事はなかった。
本当に小さいことかもしれないが、成長を感じる事ができたレースでもあった。
今回のレース結果を受け止め、経験を生かし、また自分を高めていきたいと思います。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
【使用機材】
3度目の世界選手権、今回はノルウェーでの開催だった。コースの上りは、芝の上りや、大きめの石がごろごろした上り、下りはバンクを含むハイスピードな下りや、BMXコースの一部、ロックセクションなどがあった。
試走は3日間あったのでコースは完璧に覚えることができ、コンディションも整えることができた。タイヤはIKON、1.7の低圧にして安定したグリップが出せるようにした。
レース当日は、晴れ。ノルウェーの気温は低かったが、日差しが暑いので走るにはちょうどいい温度だった。アップをして、スタートボックスへ。世界選だけあって、U23だけでも100人はいた。
いつもは緊張してしまうところだったが、今年は全く緊張することなく、落ち着いた状態でスタートを待つことができた。全く隙間無く選手が並び、ピリピリした雰囲気の中、笛の音でスタート。
落車だけしないように、ギリギリの間隔でスタートダッシュをする。少しでも隙間があればそこへ飛び込んでいき、順位を上げていく。
1周目から体がしっかりと動いていて、何人かとパックの状態で2周目へ。上りで積極的に前へ出るが、BMXセクションや、ハイスピードな下りでの勢いで抜かされてしまう。
下りで離されて上りで差を詰めていく感じの展開が続き、3人パックのまま走る。なんとかこのパックを抜けて、もっと前を目指そうとするが、上りで前に出ることができても下り、テクニカルな所でどうしても追いつけない。
そうして周回を重ねていくが、順位を上げることができず、ラスト1周の前にラップアウト。
結果は-1 LAP、70位。
去年と同じくスタートはうまくいったが、厳しい結果となってしまった世界選手権。テクニックや、下りで突っ込んでいく度胸、力の使い方などに圧倒的な差を感じるレースとなりました。
もちろん上りでも差はありますが、今までに比べればかなり差は詰まった感じがあり、去年なら上りも下りも離されて、単独で走り続ける結果になっていたが、今年は最後までパックで走り、単独になる事はなかった。
本当に小さいことかもしれないが、成長を感じる事ができたレースでもあった。
今回のレース結果を受け止め、経験を生かし、また自分を高めていきたいと思います。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | Michiel VANDER HEIJDEN | NED | 01:18:40 |
2 | Jordan SARROU | FRA | +00:00:49 |
3 | Howard GROTTS | USA | +00:01:12 |
70 | Yoshitaka NAKAHARA | JPN | -1 LAP |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ: | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |
2014年8月20日水曜日
J2 グリーンピア三木
(Written by Yoshitaka)
久しぶりのレースとなったJ2レースはグリーンピア三木で行われた。昔から知っているコースで、J2で走れるのは嬉しかった。コースは1周4キロで、グリーンピア三木らしいキツイ上りが多めのコース設定で、自分の好きなコースだった。なにより、昔から走っているコースなのでほとんど覚えていて、苦手な下りでも全く不安なく走る事ができた。
前日試走では雨が降っていて、当日のコンディションはマッドが予想された。マッドコンディションだが、今回もタイヤはIKON。泥で滑るため少しでもグリップするように空気圧をいつもよりかなり低めの1.7気圧にした。
レース当日の天気は予報と違って晴れ。とても蒸し暑く、熱中症になりそうなくらいの暑さだったため、レース前から水分を多めに摂ってレースを待つ。路面は午前中に行われていたレースを見ていて、徐々に乾いてきているような感じがあった。
久しぶりのレースとなったJ2レースはグリーンピア三木で行われた。昔から知っているコースで、J2で走れるのは嬉しかった。コースは1周4キロで、グリーンピア三木らしいキツイ上りが多めのコース設定で、自分の好きなコースだった。なにより、昔から走っているコースなのでほとんど覚えていて、苦手な下りでも全く不安なく走る事ができた。
前日試走では雨が降っていて、当日のコンディションはマッドが予想された。マッドコンディションだが、今回もタイヤはIKON。泥で滑るため少しでもグリップするように空気圧をいつもよりかなり低めの1.7気圧にした。
レース当日の天気は予報と違って晴れ。とても蒸し暑く、熱中症になりそうなくらいの暑さだったため、レース前から水分を多めに摂ってレースを待つ。路面は午前中に行われていたレースを見ていて、徐々に乾いてきているような感じがあった。
2014年7月27日日曜日
2014年7月24日木曜日
全日本MTB選手権 U23
(Written by Yoshitaka)
世界大学選手権から5日後にやってきた全日本選手権。日本に帰ってきてからは回復に専念し、体調を調整していった。全日本は年に1度の大切なレース。これまでの期間、自分のできる限りのことはやってきたので、不安などは無かった。
コースは去年とほとんど変わらない感じだったが、相変わらずのパワーコースで、難しいところはなかった。前日の試走ではレースをイメージしながら、どこで勝負をしかけるかなどを考えながら走った。レース当日の天気は雨の予報だったが、今回持ってきたタイヤはIKONのみ。雨であってもIKONで走れると思ったこともあるが、なぜが絶対に晴れるという自信があった。今回は去年と違い、メカニック、マッサーも同行してもらえたので、試走の日もレース当日もなんの不安も迷いもなくレースに臨めた。
そしてレース当日の天気は晴れ、 U23のスタートの時には日の当たるところはドライコンディションだった。レース1時間前からじっくりとアップを開始。去年もそうだったが、いろいろ考えてしまう時間だ。しかし、今年は変な緊張もなく、落ち着いた状態でスタートエリアへ。
世界大学選手権から5日後にやってきた全日本選手権。日本に帰ってきてからは回復に専念し、体調を調整していった。全日本は年に1度の大切なレース。これまでの期間、自分のできる限りのことはやってきたので、不安などは無かった。
コースは去年とほとんど変わらない感じだったが、相変わらずのパワーコースで、難しいところはなかった。前日の試走ではレースをイメージしながら、どこで勝負をしかけるかなどを考えながら走った。レース当日の天気は雨の予報だったが、今回持ってきたタイヤはIKONのみ。雨であってもIKONで走れると思ったこともあるが、なぜが絶対に晴れるという自信があった。今回は去年と違い、メカニック、マッサーも同行してもらえたので、試走の日もレース当日もなんの不安も迷いもなくレースに臨めた。
そしてレース当日の天気は晴れ、 U23のスタートの時には日の当たるところはドライコンディションだった。レース1時間前からじっくりとアップを開始。去年もそうだったが、いろいろ考えてしまう時間だ。しかし、今年は変な緊張もなく、落ち着いた状態でスタートエリアへ。
![]() |
photo by 信州ふぉとふぉと館 |
世界大学選手権 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回は初参加となる、世界大学選手権。集まる選手は自分と同じ、大学へ通いながらMTBの競技をしている人たちだ。開催された場所はポーランドのイェレニャ・グラという所で、気温などは日本と一緒だが湿度が高くない分、日本よりは涼しい。滞在している間、夜はほぼ毎晩雨が降っていて、コースコンディションは変わりやすかった。トレーニング期間が長めにあったので、コースは毎日じっくり走った。頻繁に雨が降ったり、日差しが強くなったりするおかげでドライ、ウェット、セミウェット、すべての路面を経験することができた。
コースは約4kmでテクニカルな所はほとんど無く、勾配が急な上りが単発でいくつもあるコース。上りは根っこがあったり、岩があったりと、下りよりも上りの方が難しくなっていた。
レース当日は晴れ、アップ前にコースを見に行ったらドライコンディションだった。気持ち的にも余裕ができ、落ち着いてスタートラインへ。スタート順は前日のTTの順位で決まっているので、14番目。3列目に並ぶことができた。
TTの結果を見ていてもかなり強い選手がたくさんいて、その選手達のすぐ後ろでスタートできるのはとてもいいチャンスだった。そしていつも通り、日本でやっているようにスタートから全力で飛び出す。
最初の右コーナーで他の選手が左に寄っていたので右側に入ると、目の前には誰もいない。これはチャンスだ、こんな機会はそうそう無い、可能な限り全力で走り続けるんだ、そう思って全力のダンシングをすると、いつの間にか先頭に。しばらく走り続けられたので、このまま差を開けようと思ったが、上りが終わると同時に失速してしまい、順位を落とす。
スタートループは20位ぐらいで終えて、メインコース1周目に。徐々に順位を上げながら走っていると、3周目に足が攣ってしまう。痛みに耐えながら走り、なるべく踏まずに回す事を意識する。
そうしているうちに足が少し回復し、ペースを元に戻すが、順位を上げることはできずそのままゴール。
結果は12位。
順位は悔しい結果となってしまったが、世界選やuciレースでは経験できない位置からのスタートができ、同年代で同じ学生という状況での選手と競えたのでとてもいい経験になった。その上 海外レースで先頭を走ったのは初めてだったので、貴重な経験ができたレースとなった。
トップとの差は大きく、しかし同じ学生。自分にもまだまだやれる事がたくさんあるのを改めて思い知らされた。
コースも今までになくきついコースで、上りはひたすら耐えて、下りはいかに1つ1つのコーナーなどを丁寧に、正確に走るかが重要なコースで、これも良い経験となった。
この経験や感じたことをしっかりとこらからのレースで生かしていきたいと思います。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
【使用機材】
今回は初参加となる、世界大学選手権。集まる選手は自分と同じ、大学へ通いながらMTBの競技をしている人たちだ。開催された場所はポーランドのイェレニャ・グラという所で、気温などは日本と一緒だが湿度が高くない分、日本よりは涼しい。滞在している間、夜はほぼ毎晩雨が降っていて、コースコンディションは変わりやすかった。トレーニング期間が長めにあったので、コースは毎日じっくり走った。頻繁に雨が降ったり、日差しが強くなったりするおかげでドライ、ウェット、セミウェット、すべての路面を経験することができた。
コースは約4kmでテクニカルな所はほとんど無く、勾配が急な上りが単発でいくつもあるコース。上りは根っこがあったり、岩があったりと、下りよりも上りの方が難しくなっていた。
レース当日は晴れ、アップ前にコースを見に行ったらドライコンディションだった。気持ち的にも余裕ができ、落ち着いてスタートラインへ。スタート順は前日のTTの順位で決まっているので、14番目。3列目に並ぶことができた。
TTの結果を見ていてもかなり強い選手がたくさんいて、その選手達のすぐ後ろでスタートできるのはとてもいいチャンスだった。そしていつも通り、日本でやっているようにスタートから全力で飛び出す。
最初の右コーナーで他の選手が左に寄っていたので右側に入ると、目の前には誰もいない。これはチャンスだ、こんな機会はそうそう無い、可能な限り全力で走り続けるんだ、そう思って全力のダンシングをすると、いつの間にか先頭に。しばらく走り続けられたので、このまま差を開けようと思ったが、上りが終わると同時に失速してしまい、順位を落とす。
スタートループは20位ぐらいで終えて、メインコース1周目に。徐々に順位を上げながら走っていると、3周目に足が攣ってしまう。痛みに耐えながら走り、なるべく踏まずに回す事を意識する。
そうしているうちに足が少し回復し、ペースを元に戻すが、順位を上げることはできずそのままゴール。
結果は12位。
順位は悔しい結果となってしまったが、世界選やuciレースでは経験できない位置からのスタートができ、同年代で同じ学生という状況での選手と競えたのでとてもいい経験になった。その上 海外レースで先頭を走ったのは初めてだったので、貴重な経験ができたレースとなった。
トップとの差は大きく、しかし同じ学生。自分にもまだまだやれる事がたくさんあるのを改めて思い知らされた。
コースも今までになくきついコースで、上りはひたすら耐えて、下りはいかに1つ1つのコーナーなどを丁寧に、正確に走るかが重要なコースで、これも良い経験となった。
この経験や感じたことをしっかりとこらからのレースで生かしていきたいと思います。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | BARBEN Emilien | NEUCHATEL | 01:23:05 |
2 | KONWA Marek | HOLY CROSS UNIVERSITY KIELCE | +00:00:44 |
3 | NESVADRA Jan | UNIVERZITA PARDUBICE | +00:01:17 |
12 | 中原 義貴 | KANSAI GAIDAI UNIVERSITY | +00;13:44 |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |
2014年7月9日水曜日
世界大学選手権
(Written by HP Staff)
中原選手は、今週開催される世界大学選手権(WUC)に参加のため、ポーランド入りしています。
中原選手は
中原選手は、今週開催される世界大学選手権(WUC)に参加のため、ポーランド入りしています。
中原選手は
- XCO time trial men (現時時間 7月12日(土) 13時開始)
- XCO men (現時時間 7月13日(日) 13時半開始)
2014年6月21日土曜日
J1雫石 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回は初参加の岩手県雫石に行ってきた。岩手県まではさすがに車では遠すぎるので新幹線での遠征となった。いつものようにローラーやフロアポンプなどは荷物の都合で持っていけなかったが、移動は快適でストレス無く会場入りすることができた。
試走をするときには雨が降っていてコースはドロドロのマッドコンディション。コースは長くて斜度もなかなかきつい上りが印象で泥によって難易度が上がっていて下りもとても柔らかくなっていて滑りやすく、難しくなっていた。少しのコントロールミスが大きな差になる路面で、今回はタイヤをいつものIKONからARDENT TRに変更。空気圧は1.7まで下げてレースをイメージしながら3周ほど試走をした。
レース当日も雨が降り続いていた。他のクラスのレースを見ていたがコンディションがどんどん悪くなっている感じで、上りはほとんど押し歩き状態。とてもタフなレースになる、と思いながらレース開始まで体を冷やさないように待った。
今回は初参加の岩手県雫石に行ってきた。岩手県まではさすがに車では遠すぎるので新幹線での遠征となった。いつものようにローラーやフロアポンプなどは荷物の都合で持っていけなかったが、移動は快適でストレス無く会場入りすることができた。
試走をするときには雨が降っていてコースはドロドロのマッドコンディション。コースは長くて斜度もなかなかきつい上りが印象で泥によって難易度が上がっていて下りもとても柔らかくなっていて滑りやすく、難しくなっていた。少しのコントロールミスが大きな差になる路面で、今回はタイヤをいつものIKONからARDENT TRに変更。空気圧は1.7まで下げてレースをイメージしながら3周ほど試走をした。
レース当日も雨が降り続いていた。他のクラスのレースを見ていたがコンディションがどんどん悪くなっている感じで、上りはほとんど押し歩き状態。とてもタフなレースになる、と思いながらレース開始まで体を冷やさないように待った。
2014年6月6日金曜日
MTB Jシリーズ XCO J1富士見(春) レースレポート
(Written by Yoshitaka)
2週連続レースとなったJ1富士見。前回の八幡浜から1週間、しっかりと休みをとって、トレーニングをして備えることができた。
今回の富士見のコースは去年と変わっていて、一番印象を受けたのが4Xコースを採用していた事だった。富士見はそんなにテクニカルではない印象だったが、4Xコースが加えられたことによって、しっかりと荷重と抜重できるスキルも必要になっていた。レース前日は4Xコースをしっかりとこなす事を意識しながら試走をした。
レース当日は真夏のような気温。じっとしているだけで体中の水分がどんどん無くなっていくような感覚がするほどだったので、朝から水をたっぷりと飲みながらレースを待った。
![]() |
photo by 信州ふぉとふぉと館 |
2014年5月30日金曜日
MTB Jシリーズ XCO J八幡浜 レースレポート
2014年5月9日金曜日
MTB Jシリーズ XCO J1高島(朽木) レースレポート
(Written by Yoshitaka)
J2を2戦走り、3週間の時間を得ることができたのでその間に遠征などの疲れをしっかりと取って、トレーニングをしてJ1開幕戦に備えた。J2のレースでは自分の中で満足いかない部分もあったので、この開幕戦は必ずいいレースにしようという気持ちもあった。
J2を2戦走り、3週間の時間を得ることができたのでその間に遠征などの疲れをしっかりと取って、トレーニングをしてJ1開幕戦に備えた。J2のレースでは自分の中で満足いかない部分もあったので、この開幕戦は必ずいいレースにしようという気持ちもあった。
2014年4月18日金曜日
Jシリーズ XCO J2菖蒲谷 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
J2緑山から1週間が経ち、J2菖蒲谷に行ってきた。今回のレースで5週連続でのレースなのでこの1週間は体調に気を付けながらトレーニングをして過ごした。今回もJ2のレースだったが参加者は多く、緑山の時とほとんど変わらないメンバーが揃っていた。
コースは去年とほとんど同じだったが、所々微妙にラインが増えたりして変わっていた。相変わらず上りがきつく、下りはテクニカルなコースで、路面がとても乾いていてすごく滑る状況。先週の緑山のようなマッドコンディションとはまた違った難しさがあった。天気予報ではレース当日は雨が降らなさそうだったのでタイヤはIKONで、今回は空気圧をいつもより下げて1.8に設定。
J2緑山から1週間が経ち、J2菖蒲谷に行ってきた。今回のレースで5週連続でのレースなのでこの1週間は体調に気を付けながらトレーニングをして過ごした。今回もJ2のレースだったが参加者は多く、緑山の時とほとんど変わらないメンバーが揃っていた。
2014年4月10日木曜日
Jシリーズ XCO J2緑山 レースレポート
(Writen by Yoshitaka)
スイス、イタリア遠征を終えて帰国した週の週末に行われたJ2緑山に行ってきた。約3週間もの長い期間の海外遠征から帰ってきたばかりで、移動疲れや時差ボケが取り切れておらず、大学も始まり、急な生活ペースの変化で少し体調を崩した状態での参戦となった。
今回のレースはJ2だがメンバーはほぼ揃っていて今の自分の実力を試す事と、海外での経験を生かすことができる最高の舞台だった。
スイス、イタリア遠征を終えて帰国した週の週末に行われたJ2緑山に行ってきた。約3週間もの長い期間の海外遠征から帰ってきたばかりで、移動疲れや時差ボケが取り切れておらず、大学も始まり、急な生活ペースの変化で少し体調を崩した状態での参戦となった。
今回のレースはJ2だがメンバーはほぼ揃っていて今の自分の実力を試す事と、海外での経験を生かすことができる最高の舞台だった。
Internazionali d'Italia Series Montichiari レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回のスイス、イタリアの海外遠征最後のレースはイタリヤのInternazionali d`Italia Series Montichiari。先週のBMC UPは雪の影響で体温が下がり、満足のいく走りができなかったがそれから1週間、疲れを取りながらトレーニングをして心も体も充実した状態にする事ができた。
今回のコースはとても珍しく、街中と山がフィールド。まるでエリミネーターのようなコースを走り、そして山へと入っていく。街中にある階段なども普通にコースとして使われていて、日本ではなかなか経験できないコースで、上りは斜度がきつく下りも斜度がきつめ。下りではピーターマリッツバーグのコースのようなロックセクションも少しあり、上りでは緩い階段の上りがあったりとテクニカルな部分も含まれた良いコースだった。
レース当日の天気は先週とは違って晴れて、気温も少し高めだった。レース開始1時間前にアップをするため会場の外の車道でじっくりアップをして、スタートエリアへ。
そして大きな教会の目の前からレーススタート。
周りの選手と密着した状態で最初のコーナーを曲がり、少しづつ前へと出る。そしてスタートループで最初の上りに入る。ここで少しでも前へ出ておかないといけないと思い、全力でダンシングをするがなかなか力が入らない。順位を少し落としながらメインコースへ。
1周目を終える頃には数名とパックになり、できるだけ前へ出て自分のペースで走る。そうしているうちに4名のパックに。そして、ばらけることなく3周目へ入る。3周目から突然体がしっかりと動くのを感じ、緩い階段の上りでペースアップ。
全部ダンシングで上っていき、パックから抜け出し単独に。下りも慣れてきたのか、うまく走れるようになり、上りもシッティングで走っていた所がダンシングでいけるようになり徐々に前の選手に追いつき始める。今回の遠征で一番乗れている感覚を感じながら走り続け、周回を重ねる。
この調子なら完走もできる、そう思って走っていたがあと1周というところでラップアウト。
結果は-1lapで52位。
調子も良かっただけに悔しいレースとなってしまったが、この遠征で経験したことを発揮できたレースとなった。スタート、中盤のペースアップ、下りでの冷静な走り、全てが今までとは違う走りができた。この経験をこれからのレースで生かして、国内レースも頑張っていきます。
今回も応援サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
今回のスイス、イタリアの海外遠征最後のレースはイタリヤのInternazionali d`Italia Series Montichiari。先週のBMC UPは雪の影響で体温が下がり、満足のいく走りができなかったがそれから1週間、疲れを取りながらトレーニングをして心も体も充実した状態にする事ができた。
今回のコースはとても珍しく、街中と山がフィールド。まるでエリミネーターのようなコースを走り、そして山へと入っていく。街中にある階段なども普通にコースとして使われていて、日本ではなかなか経験できないコースで、上りは斜度がきつく下りも斜度がきつめ。下りではピーターマリッツバーグのコースのようなロックセクションも少しあり、上りでは緩い階段の上りがあったりとテクニカルな部分も含まれた良いコースだった。
レース当日の天気は先週とは違って晴れて、気温も少し高めだった。レース開始1時間前にアップをするため会場の外の車道でじっくりアップをして、スタートエリアへ。
そして大きな教会の目の前からレーススタート。
周りの選手と密着した状態で最初のコーナーを曲がり、少しづつ前へと出る。そしてスタートループで最初の上りに入る。ここで少しでも前へ出ておかないといけないと思い、全力でダンシングをするがなかなか力が入らない。順位を少し落としながらメインコースへ。
1周目を終える頃には数名とパックになり、できるだけ前へ出て自分のペースで走る。そうしているうちに4名のパックに。そして、ばらけることなく3周目へ入る。3周目から突然体がしっかりと動くのを感じ、緩い階段の上りでペースアップ。
全部ダンシングで上っていき、パックから抜け出し単独に。下りも慣れてきたのか、うまく走れるようになり、上りもシッティングで走っていた所がダンシングでいけるようになり徐々に前の選手に追いつき始める。今回の遠征で一番乗れている感覚を感じながら走り続け、周回を重ねる。
この調子なら完走もできる、そう思って走っていたがあと1周というところでラップアウト。
結果は-1lapで52位。
調子も良かっただけに悔しいレースとなってしまったが、この遠征で経験したことを発揮できたレースとなった。スタート、中盤のペースアップ、下りでの冷静な走り、全てが今までとは違う走りができた。この経験をこれからのレースで生かして、国内レースも頑張っていきます。
今回も応援サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
2014年3月29日土曜日
BMC CUP レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回の海外遠征2回目のレースは BMC CUP。先週の GDA Monte Tamaro から1週間という時間があり、その間もしっかりとトレーニングを続け、休養も取りレースへの準備をしっかりすることができた。時差ボケの辛さもなくなってきていて体の状態は先週よりも良く、トレーニングの間でもいい感触があった。
今回のレース会場までは、拠点としているテネロから車で約2時間。長時間の移動をしなくてもこうして連続でレースが行われるのはとてもいい環境だ。
コースはとても単純でスタートからアスファルト上りをしばらく上って、少し下ってまた上っての繰り返し。特に難しい所もなく、上りでの強さが試されるコースだった。ドライコンディションなら全く問題なく走れるが、雨が降ると少しやっかいな感じでもあった。肝心の天気予報はまさかの雪。
スイスに到着してから過ごしやすい気温だったが、レース当日は本当に雪が降り、気温は一気に真冬並みに。
ウォーミングアップに行くだけで手がかじかんでしまうような寒さの中、レーススタート。
先週よりもスタートはうまくいき、一気に前に出れると思ったが、寒さで体の感覚が麻痺していてうまく動けない状態に。寒さに耐えながら走り続けたが、3周目に下りで転倒。あまりの寒さで体が固まってしまいコントロールができなくなっていた。この転倒でかなり順位を下げてしまい、その後もどんどん体温が下がって動けなくなりトップからー2LAPとなった。
結果はー2LAPで45位。
極寒のレースでまともに体を動かすことができなくなってしまったレースとなった。上りも下りもふらふらでなんとか自転車に乗るのが精一杯という状態で、ゴール後は即シャワールームへ直行だった。
日本に限らずなかなか経験できない寒さの中だったが、そんな中しっかりと走っている上位選手たちはやはり強いと改めて思ったレースとなった。急な温度変化にも対応できるようになることも今後の課題となる。
次週が今回の遠征最後のレース。UCI Class1のレースなので強い選手がたくさん集まるので、その中でしっかりと今回の遠征で学んだ事、経験したことを生かして最後まで全力を出し切って走りたいと思う。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
今回の海外遠征2回目のレースは BMC CUP。先週の GDA Monte Tamaro から1週間という時間があり、その間もしっかりとトレーニングを続け、休養も取りレースへの準備をしっかりすることができた。時差ボケの辛さもなくなってきていて体の状態は先週よりも良く、トレーニングの間でもいい感触があった。
今回のレース会場までは、拠点としているテネロから車で約2時間。長時間の移動をしなくてもこうして連続でレースが行われるのはとてもいい環境だ。
コースはとても単純でスタートからアスファルト上りをしばらく上って、少し下ってまた上っての繰り返し。特に難しい所もなく、上りでの強さが試されるコースだった。ドライコンディションなら全く問題なく走れるが、雨が降ると少しやっかいな感じでもあった。肝心の天気予報はまさかの雪。
スイスに到着してから過ごしやすい気温だったが、レース当日は本当に雪が降り、気温は一気に真冬並みに。
ウォーミングアップに行くだけで手がかじかんでしまうような寒さの中、レーススタート。
先週よりもスタートはうまくいき、一気に前に出れると思ったが、寒さで体の感覚が麻痺していてうまく動けない状態に。寒さに耐えながら走り続けたが、3周目に下りで転倒。あまりの寒さで体が固まってしまいコントロールができなくなっていた。この転倒でかなり順位を下げてしまい、その後もどんどん体温が下がって動けなくなりトップからー2LAPとなった。
結果はー2LAPで45位。
極寒のレースでまともに体を動かすことができなくなってしまったレースとなった。上りも下りもふらふらでなんとか自転車に乗るのが精一杯という状態で、ゴール後は即シャワールームへ直行だった。
日本に限らずなかなか経験できない寒さの中だったが、そんな中しっかりと走っている上位選手たちはやはり強いと改めて思ったレースとなった。急な温度変化にも対応できるようになることも今後の課題となる。
次週が今回の遠征最後のレース。UCI Class1のレースなので強い選手がたくさん集まるので、その中でしっかりと今回の遠征で学んだ事、経験したことを生かして最後まで全力を出し切って走りたいと思う。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
2014年3月19日水曜日
GDA Monte Tamaro レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今年初のMTBレースはスイスのUCIレース。スイスに到着してすぐのレースで若干の時差ボケを感じながら挑むレースとなった。出発するまでのMTBシーズンオフの期間はシクロクロスなどのレースにも出続けたおかげで、体の調子は良い状態だった。
今回のレースはU23ではなくエリートクラスでの参戦となり、今まで走ってきた海外レースもレベルはとても高かったが、更に上のレベルを経験できるとても貴重なレースだ。世界チャンピオンもエントリーしていて、自然と気持ちが高ぶっていた。
コースはいろいろな要素がたくさん含まれたテクニカルなコース。ジャンプする所やドロップオフ、ハイスピード区間など、日本では味わえないような、難しさを感じられた。上りもスタート直後にアスファルトの長い上りがあり、コース内にもいくつか単発の上りが多くあった。今まで走ってきた海外でのレースをしっかりと頭でイメージしながら試走した。
レース当日はとてもいい天気で、完全なドライコンデイション。タイヤの空気圧はいつもと同じ硬めの2気圧に設定。もちろん今年使うタイヤは抜群の走りやすさを感じられるIKON TR。
今回は海外遠征のためローラーでのアップは無しで、近くの車道で40分ほどアップをして、早めにスタートエリアへ。
スタート位置は3列目中央。海外レースに出るといつも感じるが、スタート待ちの時間が日本とは違って周りの選手と密着した感じになる。少しでも隙間があれば前輪を突っ込んで、少しでも前へ、前へと行く。そして緊張感は無く、リラックスした状態でスタート。
クリートキャッチは成功、そして全力ダッシュ。前の選手とタイヤをぶつけたり、横の選手とハンドルや手をぶつけたりしながらポジションをあげていく。しかし1周目はうまく体が動かず、思ったように走れない。
一旦ペースを落ち着かせたいが、そんなことをしているとどんどん順位を下げていってしまう。とにかく前に出ることを考え続けて走る。2周目には体も少し動くようになり、ペースを上げていけているような感覚だったが、順位を維持するのにいっぱいいっぱいになってしまう。
そこから順位を上げることはできなかったが、精一杯走り続け、最後まで追い込んだ。
結果はー1LAPで40位。
結果はまだまだ力の差を感じるものになってしまったが、思っていたよりも去年の弱点を克服できていて、悪くはない内容のレースだった。苦手だった下りでは、去年ほどのもたつく感じがなくなっていてスムーズに走る事ができ、得意な上りもポジションをいろいろ変えて調整した結果、ダンシングでの力の入り方がかなり良くなっていた。
シーズン初めのレースとしては最高の経験になったので、今週中に疲れをとってまた来週のレースに向けて取り組んでいきます。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
今年初のMTBレースはスイスのUCIレース。スイスに到着してすぐのレースで若干の時差ボケを感じながら挑むレースとなった。出発するまでのMTBシーズンオフの期間はシクロクロスなどのレースにも出続けたおかげで、体の調子は良い状態だった。
今回のレースはU23ではなくエリートクラスでの参戦となり、今まで走ってきた海外レースもレベルはとても高かったが、更に上のレベルを経験できるとても貴重なレースだ。世界チャンピオンもエントリーしていて、自然と気持ちが高ぶっていた。
コースはいろいろな要素がたくさん含まれたテクニカルなコース。ジャンプする所やドロップオフ、ハイスピード区間など、日本では味わえないような、難しさを感じられた。上りもスタート直後にアスファルトの長い上りがあり、コース内にもいくつか単発の上りが多くあった。今まで走ってきた海外でのレースをしっかりと頭でイメージしながら試走した。
レース当日はとてもいい天気で、完全なドライコンデイション。タイヤの空気圧はいつもと同じ硬めの2気圧に設定。もちろん今年使うタイヤは抜群の走りやすさを感じられるIKON TR。
今回は海外遠征のためローラーでのアップは無しで、近くの車道で40分ほどアップをして、早めにスタートエリアへ。
スタート位置は3列目中央。海外レースに出るといつも感じるが、スタート待ちの時間が日本とは違って周りの選手と密着した感じになる。少しでも隙間があれば前輪を突っ込んで、少しでも前へ、前へと行く。そして緊張感は無く、リラックスした状態でスタート。
クリートキャッチは成功、そして全力ダッシュ。前の選手とタイヤをぶつけたり、横の選手とハンドルや手をぶつけたりしながらポジションをあげていく。しかし1周目はうまく体が動かず、思ったように走れない。
一旦ペースを落ち着かせたいが、そんなことをしているとどんどん順位を下げていってしまう。とにかく前に出ることを考え続けて走る。2周目には体も少し動くようになり、ペースを上げていけているような感覚だったが、順位を維持するのにいっぱいいっぱいになってしまう。
そこから順位を上げることはできなかったが、精一杯走り続け、最後まで追い込んだ。
結果はー1LAPで40位。
結果はまだまだ力の差を感じるものになってしまったが、思っていたよりも去年の弱点を克服できていて、悪くはない内容のレースだった。苦手だった下りでは、去年ほどのもたつく感じがなくなっていてスムーズに走る事ができ、得意な上りもポジションをいろいろ変えて調整した結果、ダンシングでの力の入り方がかなり良くなっていた。
シーズン初めのレースとしては最高の経験になったので、今週中に疲れをとってまた来週のレースに向けて取り組んでいきます。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
2014年3月14日金曜日
ヨーロッパ遠征の予定
2014年2月9日日曜日
関西シクロクロス最終戦 桂川 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
今回は家から近場だったので前日に試走することができた。コースは堺のコースほどではないがほとんど平坦でアップダウンがない。前半は細かいギャップが多く、少し走りにくくなっていて、後半は路面が一気に変わりドロドロで滑りやすくなっていて、キャンバーなどもありとてもテクニカルだった。
しかも、レース当日は朝から雨が降り、路面はさらにマッドコンディションとなりキャンバーなどのテクニカルなところは、ほとんど乗ってクリアするのは難しくなっていた。
C1のレースが近づくにつれて徐々に雨が上がり、少しの晴れ間が見えてきた頃にアップをして準備をする。
関西シクロクロスの最終戦となる桂川にいってきた。去年の10月頃から始まったこのシクロクロスシーズンもいよいよ最後のレースとなる。総合ランキングの順位にも関わるので大事なレースだ。
今回は家から近場だったので前日に試走することができた。コースは堺のコースほどではないがほとんど平坦でアップダウンがない。前半は細かいギャップが多く、少し走りにくくなっていて、後半は路面が一気に変わりドロドロで滑りやすくなっていて、キャンバーなどもありとてもテクニカルだった。
しかも、レース当日は朝から雨が降り、路面はさらにマッドコンディションとなりキャンバーなどのテクニカルなところは、ほとんど乗ってクリアするのは難しくなっていた。
C1のレースが近づくにつれて徐々に雨が上がり、少しの晴れ間が見えてきた頃にアップをして準備をする。
![]() |
photo by Kikuzo |
2014年1月25日土曜日
関西シクロクロス 堺 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
関西シクロクロス第9戦、堺に行ってきた。この堺を含めて残り2戦はポイントランキングを上げるためにいい順位を取らなくてはいけない大事なレース。前回はトラブルもあり、ポイントは獲得できていないのでいつも以上に気合が入っていた。
堺のコースは、コースを一望できるほどの平坦で、難しい所はコース中盤と終盤の2か所にある砂区間。特に終盤の砂区間は難しく、試走でもしっかりと走れた回数は少なかった。平坦とはいっても路面はずっと同じ状況なわけではなく、時々砂利っぽい所やぬかるんでいる所もあったのでそういう所を中心に覚えながら試走をした。
関西シクロクロス第9戦、堺に行ってきた。この堺を含めて残り2戦はポイントランキングを上げるためにいい順位を取らなくてはいけない大事なレース。前回はトラブルもあり、ポイントは獲得できていないのでいつも以上に気合が入っていた。
堺のコースは、コースを一望できるほどの平坦で、難しい所はコース中盤と終盤の2か所にある砂区間。特に終盤の砂区間は難しく、試走でもしっかりと走れた回数は少なかった。平坦とはいっても路面はずっと同じ状況なわけではなく、時々砂利っぽい所やぬかるんでいる所もあったのでそういう所を中心に覚えながら試走をした。
![]() |
photo by Keyder |
2014年1月18日土曜日
関西シクロクロス 希望ヶ丘 レースレポート
2014年1月10日金曜日
関西シクロクロス 烏丸半島 レースレポート
(Written by Yoshitaka)
2014年、初のレースである関西シクロクロス第7戦は滋賀県烏丸半島で行われた。年明けからトレーニングを始めて、いい感じで追い込めていたが、体に疲れが残った状態での参加となってしまった。
烏丸半島でのレースは初めてだったので、コースの試走はいつもより入念にした。
コースはキャンバーが多くて、ほとんど平坦。その平坦では細かいコーナーがとても多く、忙しいコースだった。たいしたアップダウンはなかったが、テクニカルなコースだったので第一印象としては苦手なコースで、いかにうまく、ミス無く走る事ができるかが、レース展開を有利にすると思った。
そのため、いつもは朝の試走だけで終わるが、午後のレース直前の試走時間も試走をして、コースを覚えて、試走をしながらのウォーミングアップでレースに備えた。
2014年、初のレースである関西シクロクロス第7戦は滋賀県烏丸半島で行われた。年明けからトレーニングを始めて、いい感じで追い込めていたが、体に疲れが残った状態での参加となってしまった。
烏丸半島でのレースは初めてだったので、コースの試走はいつもより入念にした。
コースはキャンバーが多くて、ほとんど平坦。その平坦では細かいコーナーがとても多く、忙しいコースだった。たいしたアップダウンはなかったが、テクニカルなコースだったので第一印象としては苦手なコースで、いかにうまく、ミス無く走る事ができるかが、レース展開を有利にすると思った。
そのため、いつもは朝の試走だけで終わるが、午後のレース直前の試走時間も試走をして、コースを覚えて、試走をしながらのウォーミングアップでレースに備えた。
![]() |
photo by musumemiyuki |
登録:
投稿 (Atom)