関西シクロクロス第9戦、堺に行ってきた。この堺を含めて残り2戦はポイントランキングを上げるためにいい順位を取らなくてはいけない大事なレース。前回はトラブルもあり、ポイントは獲得できていないのでいつも以上に気合が入っていた。
堺のコースは、コースを一望できるほどの平坦で、難しい所はコース中盤と終盤の2か所にある砂区間。特に終盤の砂区間は難しく、試走でもしっかりと走れた回数は少なかった。平坦とはいっても路面はずっと同じ状況なわけではなく、時々砂利っぽい所やぬかるんでいる所もあったのでそういう所を中心に覚えながら試走をした。
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photo by Keyder |
今年のシクロクロスシーズン1番の冷え込みではないかという気温の中、ウォーミングアップを済ませてスタートを待つ。スタート位置は最前列中央。最初の左コーナーに1番入りやすいと思った位置だ。
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そしてスタートの合図と同時に飛び出す。クリートキャッチはうまくいき、良いスタートを切りホールショットを取る。今回のレースでは世界選手権の代表でもある横山選手が来ていたので、警戒しながら走る。
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1周目から後続にじわじわと差を開けつつペースを維持して4人パックで走る。ひたすら同じペースで走り続けているうちに僕を含めた3人のトップグループパックとなる。前に出たり、時々後ろに下がったりを繰り返しながら走り続ける。
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周回を重ねながら、単発的なアタックなどもしてみるが離すことができない。レース後半になるころ、3人パックで走っていたがその中の1人がジュニアクラスの選手だったので、横山選手との一騎打ちに。
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最終周回になる前になんとか差を開けていきたかったが、そんな簡単には離れてくれない。逆に横山選手がペースを上げた時は少し遅れてしまい、それに反応して追いつこうと無理に力を使ってどんどん足に疲れがたまっていく。
そして、お互いに離れることなく最終周回へ。この周回で前に出ている方が明らかに有利なので、隙があれば前に出ようとするがなかなか前に出ることができない。そういった事を続けながらペースは少しずつ上がる。
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ゴール直前のシケインまで全く離れずに走っていたが、シケインを飛び越え、着地した瞬間に足が攣ってしまう。右足が完全に固まり、クリートすらまともにはめられない。このチャンスを横山選手が逃すはずもなく、そこから一気に差を開けられそのままゴール。
結果は2位。
前回はトラブルがあり、まともにレースを走れなくなってしまったので今回はトラブルに注意しながら走りました。どちらかというと苦手な平坦メインのコースでしたが、自分が思っていたよりも走る事ができましたが、あとわずかで勝ちを逃してしまいました。
最後の最後に自分の足の弱さが出てしまったレースでしたが、今シーズンのシクロクロスレースを通して成長を少しずつですが感じる事が出来ているので、次の最終戦でもしっかりと走りたいと思います。
今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
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Rank | Name | Team | Time |
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1 | 横山 航太 | 篠ノ井高校 | 01:00:37 |
2 | 中原 義貴 | CANNONDALE | +00:00:04 |
3 | 畑中 勇介 | シマノレーシング | +00:00:47 |