2014年4月18日金曜日

Jシリーズ XCO J2菖蒲谷 レースレポート

(Written by Yoshitaka)

J2緑山から1週間が経ち、J2菖蒲谷に行ってきた。今回のレースで5週連続でのレースなのでこの1週間は体調に気を付けながらトレーニングをして過ごした。今回もJ2のレースだったが参加者は多く、緑山の時とほとんど変わらないメンバーが揃っていた。


コースは去年とほとんど同じだったが、所々微妙にラインが増えたりして変わっていた。相変わらず上りがきつく、下りはテクニカルなコースで、路面がとても乾いていてすごく滑る状況。先週の緑山のようなマッドコンディションとはまた違った難しさがあった。天気予報ではレース当日は雨が降らなさそうだったのでタイヤはIKONで、今回は空気圧をいつもより下げて1.8に設定。


そしてレース当日、若干曇り空の中召集が始まる。先週は満足のいく走りができなかったため、今回は自分の走りに集中して、J1前にいい流れを作っていこう、そう思いながらスタートを待つ。


そして電子ピストルの音でレース開始。いつも通りにスタートダッシュをして1周目から差を開けていこうとするが、ペダルを踏み込んだ瞬間に体に違和感が。アップはしっかりしたのに、全く力が入らなく、体がいつもより重たく感じる。


走り続ければ徐々に動くだろうと、なるべく気にせず走るがスタート直後の上りですぐにヘロヘロになり、シングルの上りで転倒。すぐに再スタートして、トップを追いかけるが、思うように力が入らずペースを上げることができない。

こういう時こそ冷静に走らなければいけないので落ち着いてペースを保ち周回を重ねる。


なんとか順位は変わらず走れていたが、徐々に差を詰められて1人、また1人と抜かれて気づけば3番手に。この位置より下がるわけにはいかないと思いながら走っていると、焦って下りで転倒してしまう。

なんとか後続との差を保ちながら走っていたが、最終周回が近づくにつれて4番手の選手が差を詰めてくる。

レースは残り2周。タイム差もそれほど無い。去年もこんなレース展開で順位を落としたのを思い出して、ラスト2周可能な限り自分を追い込む。

後ろの選手から見えなくなる所でダンシングを繰り返し、差を詰めさせないようにして、最終周回までそのペースを保つことができてゴール。

結果は3位。

今回で海外遠征から続いて5週連続のレースだったので、疲れがピークとなって出てしまったレースになった。スタートから体が重たく、肉体的にも精神的にもタフなレースとなったがなんとか表彰台を獲得することができた。しっかりと疲れを抜くことも今後の課題となりそうだ。

バイクには完全に馴染むことができているので、あとは体調がかみ合えばもっと良い走りができるはず。J1朽木まではしばらく時間があるのでしっかりと疲れを取って、トレーニングをして、体調もばっちり整えていきたいと思う。

今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。






Rank Name Team Time
1 平野 星矢 ブリヂストンアンカー 01:32:34
2 斉藤 亮 ブリヂストンアンカー +00:00:34
3 中原 義貴 Cannondale +00:02:04

【使用機材】
フレーム: CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon
フォーク: CANNONDALE Carbon LEFTY
クランク: SRAM SRAM XX1
ディレイラー: SRAM XX1 11 speed
チェーン: SRAM XX1 chain
ホイール: ENVE ENVE 29er
タイヤ: MAXXIS IKON TR 29er
ブレーキ MAGURA MAGURA MT-8
ペダル: MAVIC Crossmax SL
サドル: FI`ZI:K TUNDRA 2
ハンドル: ENVE
ステム: レオナルド LEFTY用―20°
ヘルメット: Kabuto KOOFU
シューズ: MAVIC FURY
グローブ: Kabuto PRG-3
アイウェア: kabuto PRIMATO PHOTOCHROMIC