はやくもJシリーズの2戦目となる八幡浜に行ってきた。いつものJシリーズとは違って八幡浜はUCIクラス3のレース、上位入賞者には少しだがUCIポイントが獲得できる大事なレースだ。
毎年、八幡浜の人々みんなが協力して大会を盛り上げてくれているので選手としても自然と気合が入る。前回の朽木から調子を良い感じで上げられているのを感じていて、心も体も充実していた。
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photo by alioka |
コースは去年と同じ設定で、「桜坂」と呼ばれる急な上り坂と「ゴジラの背」と呼ばれる根っこのテクニカルな下りが印象的で、1周の距離が5km以上と長め。前日の試走ではしっかりとラインを確かめつつ走った。レース当日は、晴れの予報だったのでタイヤはIKONで空気圧は1.8に設定。
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レース当日は、じっとしているだけで少し汗が出てくるほどの暑さ。こういう日はしっかりと水分補給しておかないといけないと思い、朝からたっぷりと水を飲みながらレースまでリラックス。
そしてアップを終えて、スタートエリアへ。UCIランキング順で呼ばれ、7番目にスタートラインへ並ぶ。体の調子は全然問題ないし、アップの時に異常な緊張状態だったのも無くなっていて落ち着いた状態でスタートを待つ。
そしてピストル音でレース開始。少しクリートキャッチを失敗してしまうが、冷静にクリートをはめる事に成功。
さあ、ここからだ、と思った瞬間、後輪に何かが当たる感覚がしたと同時に大落車。何が起こったのか、若干茫然としながら現状を確認すると、左側を走っていたのにコース右端にバイクが。
腕と足に焼けるような痛みを感じるが、すぐにバイクのもとに走り、曲がったステムとギアを戻して再スタート。周りを見るともう2、3人しか選手がおらず最後尾からとなってしまった。
ボトルケージが割れてボトルが入らなくなったので、水分補給はほとんどできない状態になったがとにかく前を追うために全力でペダルを漕ぐ。トップは遥かに前を走っているが、それに追いつくぐらいの勢いで走り続ける。
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周回を重ねる毎に、走りやすくなってきたので徐々にペースアップしながら、ここからもペースを保つためにCCDのone second energy gelを摂取する。
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上りは全力のダンシングを続けながら走り、下りも攻めて走る。いつもよりかなり体の調子がいい。まだまだペースを上げれる、と思い走っているといつの間にか12番手の位置まで追い上げていた。周りからは前の選手に追いつける、との声。最低でも一桁順位は取ってやるんだという気持ちでさらにダンシングの勢いを上げていく。
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結果は8位。
調子がかつてないぐらい良かったためにとても悔しい結果となってしまいましたが、自分の成長も感じられたレースになりました。
落車による怪我は擦過傷で済んだので、また今週末のJ1 富士見に向けて調整していきたいと思います。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
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1, | 斉藤 亮 | ブリヂストンアンカー | 01:39:48 |
2, | 門田 基志 | GIANT | +00:02:09 |
3, | 平野 星矢 | ブリヂストンアンカー | +00:02:52 |
8, | 中原 義貴 | cannondale | +00;09;24 |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |