久しぶりのレースとなったJ2レースはグリーンピア三木で行われた。昔から知っているコースで、J2で走れるのは嬉しかった。コースは1周4キロで、グリーンピア三木らしいキツイ上りが多めのコース設定で、自分の好きなコースだった。なにより、昔から走っているコースなのでほとんど覚えていて、苦手な下りでも全く不安なく走る事ができた。
前日試走では雨が降っていて、当日のコンディションはマッドが予想された。マッドコンディションだが、今回もタイヤはIKON。泥で滑るため少しでもグリップするように空気圧をいつもよりかなり低めの1.7気圧にした。
レース当日の天気は予報と違って晴れ。とても蒸し暑く、熱中症になりそうなくらいの暑さだったため、レース前から水分を多めに摂ってレースを待つ。路面は午前中に行われていたレースを見ていて、徐々に乾いてきているような感じがあった。
そしてアップをして、召集エリアへ。今回は2.1キロのスタートループも採用されていてその半分くらいがアスファルトの直線だった。とにかくいつも通りに全力で前へ出ていく走りをしよう、そう思いながらスタート。少しクリートキャッチにもたついてしまったが、スタートループが終わるころにはトップ立つことができた。後ろとの差はわからないが、気にしていてもしょうがないので引き離す事だけを意識する。
ドロドロで乗っていけない上りが何箇所かあったがそこは割り切って、乗っていける上りはダンシングで上っていく。下りも不思議なくらい安定して走ることができている。キツイ上りが続くこのコースだが辛さを感じることは無く、むしろ楽しい気持ちしかなかった。
もっともっと速く、効率良く走れるはず、そう考えながら周回を重ねていく。いつもの自分では考えられないくらい冷静に走れていた。
レースは残り2周になり、一瞬後ろを確認するが誰もいない。しかし、油断せずにペースを落とさず走り続ける。そしてトップのまま最終周回に入る。この周回をこのままの位置で走り切れば初優勝だと自分に言い聞かせながら残りの力を出し切るように走る。最後までしっかり攻めて走り続け、トップを維持してゴール。
結果は優勝。
エリートクラスに上がって3年目となりますが、ようやく優勝することができました。今回は自分の走りがしっかりでき、トップに立っても最後まで油断せず走ることができました。
こうやって結果を出せたのはいろんな方々、スポンサーの皆様にサポート、応援をしていただいてるおかげです。本当に嬉しいです。今後のレースも調子を上げていって、J1でも優勝を狙っていきます。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
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1 | 中原 義貴 | cannondale | 01:20:57 |
2 | 大渕 宏紀 | DECOJA/NEXT PHASE | +00:05:44 |
3 | 濱 由嵩 | グローブライド/自転車道 | +00:06:49 |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |