3度目の世界選手権、今回はノルウェーでの開催だった。コースの上りは、芝の上りや、大きめの石がごろごろした上り、下りはバンクを含むハイスピードな下りや、BMXコースの一部、ロックセクションなどがあった。
試走は3日間あったのでコースは完璧に覚えることができ、コンディションも整えることができた。タイヤはIKON、1.7の低圧にして安定したグリップが出せるようにした。
レース当日は、晴れ。ノルウェーの気温は低かったが、日差しが暑いので走るにはちょうどいい温度だった。アップをして、スタートボックスへ。世界選だけあって、U23だけでも100人はいた。
いつもは緊張してしまうところだったが、今年は全く緊張することなく、落ち着いた状態でスタートを待つことができた。全く隙間無く選手が並び、ピリピリした雰囲気の中、笛の音でスタート。
落車だけしないように、ギリギリの間隔でスタートダッシュをする。少しでも隙間があればそこへ飛び込んでいき、順位を上げていく。
1周目から体がしっかりと動いていて、何人かとパックの状態で2周目へ。上りで積極的に前へ出るが、BMXセクションや、ハイスピードな下りでの勢いで抜かされてしまう。
下りで離されて上りで差を詰めていく感じの展開が続き、3人パックのまま走る。なんとかこのパックを抜けて、もっと前を目指そうとするが、上りで前に出ることができても下り、テクニカルな所でどうしても追いつけない。
そうして周回を重ねていくが、順位を上げることができず、ラスト1周の前にラップアウト。
結果は-1 LAP、70位。
去年と同じくスタートはうまくいったが、厳しい結果となってしまった世界選手権。テクニックや、下りで突っ込んでいく度胸、力の使い方などに圧倒的な差を感じるレースとなりました。
もちろん上りでも差はありますが、今までに比べればかなり差は詰まった感じがあり、去年なら上りも下りも離されて、単独で走り続ける結果になっていたが、今年は最後までパックで走り、単独になる事はなかった。
本当に小さいことかもしれないが、成長を感じる事ができたレースでもあった。
今回のレース結果を受け止め、経験を生かし、また自分を高めていきたいと思います。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | Michiel VANDER HEIJDEN | NED | 01:18:40 |
2 | Jordan SARROU | FRA | +00:00:49 |
3 | Howard GROTTS | USA | +00:01:12 |
70 | Yoshitaka NAKAHARA | JPN | -1 LAP |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ: | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |