2014年9月11日木曜日

2014 MTB世界選手権

(Written by Yoshitaka)

3度目の世界選手権、今回はノルウェーでの開催だった。コースの上りは、芝の上りや、大きめの石がごろごろした上り、下りはバンクを含むハイスピードな下りや、BMXコースの一部、ロックセクションなどがあった。

試走は3日間あったのでコースは完璧に覚えることができ、コンディションも整えることができた。タイヤはIKON、1.7の低圧にして安定したグリップが出せるようにした。

レース当日は、晴れ。ノルウェーの気温は低かったが、日差しが暑いので走るにはちょうどいい温度だった。アップをして、スタートボックスへ。世界選だけあって、U23だけでも100人はいた。

いつもは緊張してしまうところだったが、今年は全く緊張することなく、落ち着いた状態でスタートを待つことができた。全く隙間無く選手が並び、ピリピリした雰囲気の中、笛の音でスタート。

落車だけしないように、ギリギリの間隔でスタートダッシュをする。少しでも隙間があればそこへ飛び込んでいき、順位を上げていく。

1周目から体がしっかりと動いていて、何人かとパックの状態で2周目へ。上りで積極的に前へ出るが、BMXセクションや、ハイスピードな下りでの勢いで抜かされてしまう。

下りで離されて上りで差を詰めていく感じの展開が続き、3人パックのまま走る。なんとかこのパックを抜けて、もっと前を目指そうとするが、上りで前に出ることができても下り、テクニカルな所でどうしても追いつけない。

そうして周回を重ねていくが、順位を上げることができず、ラスト1周の前にラップアウト。

結果は-1 LAP、70位。

去年と同じくスタートはうまくいったが、厳しい結果となってしまった世界選手権。テクニックや、下りで突っ込んでいく度胸、力の使い方などに圧倒的な差を感じるレースとなりました。

もちろん上りでも差はありますが、今までに比べればかなり差は詰まった感じがあり、去年なら上りも下りも離されて、単独で走り続ける結果になっていたが、今年は最後までパックで走り、単独になる事はなかった。

本当に小さいことかもしれないが、成長を感じる事ができたレースでもあった。

今回のレース結果を受け止め、経験を生かし、また自分を高めていきたいと思います。今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。

Rank Name Team Time
1 Michiel VANDER HEIJDEN NED 01:18:40
2 Jordan SARROU FRA +00:00:49
3 Howard GROTTS USA +00:01:12
70 Yoshitaka NAKAHARA JPN -1 LAP

【使用機材】
フレーム: CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon
フォーク: CANNONDALE Carbon LEFTY
クランク: SRAM SRAM XX1
ディレイラー: SRAM XX1 11 speed
チェーン: SRAM XX1 chain
ホイール: ENVE ENVE 29er
タイヤ: MAXXIS IKON TR 29er
ブレーキ: MAGURA MAGURA MT-8
ペダル: MAVIC Crossmax SL
サドル: FI`ZI:K TUNDRA 2
ハンドル: ENVE
ステム: レオナルド LEFTY用―20°
ヘルメット: Kabuto KOOFU
シューズ: MAVIC FURY
グローブ: Kabuto PRG-3
アイウェア: kabuto プリマト