いよいよ2014年Jシリーズの最終戦、J1一里野がやってきた。このレースまでの期間、いいトレーニングができていて体調にも問題ない状態でレースに挑むことができた。気持ち的にも最終戦だからか自然と気合が入っていた。
コースは昨年とあまり変わらず、キツイ斜度の上りが印象的。下りは少し変わっていた部分もあったが、問題なく対処できた。試走ではコース終盤のシングルトラックを覚えるように走りながらフロントのギアを前回と同じく38Tでいくのか34Tにするのかを試した。ギアは最終的に34Tを選択。タイヤの空気圧は最近の自分の定番となってきた1.7気圧に設定。
レース当日は晴れ。空気は冷たいが日差しが暑く、水分補給に気を付けておかないといけないような気温だった。今回は宿が会場の隣だったため、ゆっくりとストレス無くレース開始まで過ごすことができた。
いつも通りのアップをしてスタートエリアへ。勝ちたい、という気持ちがとても強かったせいか緊張は全くない。とても冷静でいることができていた。
![]() |
photo by alioka |
調子良く走れていたので、積極的に上りで前に出ていく走りをする。
しかし、ラスト1周半で脚に重みを感じ、減速。なんとか前の選手を追いかけようとするがじわじわと差は開いていく。最終周回に入ると後ろから選手が1名追ってきているのがわかった。
明らかに自分のペースが落ちてきているのを感じながら、それでも諦めずにペダルを踏み続ける。そしてコース中盤のキツイ上りで残りの力全てを使って全力で上る。この上りの後は高速の下りでその後もほとんど上りはないのでここが勝負所だった。
この逃げはうまく決まり、そのまま順位をキープしてゴール。
![]() |
photo by alioka |
結果は5位。
今シーズン、ずっとJ1での優勝を狙って走ってきたが最終戦は5位という結果になりました。悔しい気持ちが大きいですが、この悔しさをまた来年、そして今後のレースに繋げて走っていきたいと思います。
1年間通して、調子の良い時も悪い時もありましたが、こうしてしっかり最後まで走り切れたのは多くの方々のサポート、応援のおかげだと思っています。本当にありがとうございます。
今年のMTBレースは今回が最後ですが、すぐにシクロクロスシーズンに入るのでシクロクロスでも調子を崩さず勝ちを狙い続けて走っていきます。
今回もたくさんの応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願いします。
Rank | Name | Team | Time |
---|---|---|---|
1 | 小野寺 健 | MIYATA-MERIDA | 01:16:25 |
2 | 斉藤 亮 | ANCHOR | +00:00:23 |
3 | 平林 安里 | WESTBERG/Pro Ride | +00:00:47 |
5 | 中原 義貴 | Cannondale | +00:02:08 |
【使用機材】
フレーム: | CANNONDALE F29 Ballistec Hi-MOD Carbon |
フォーク: | CANNONDALE Carbon LEFTY |
クランク: | SRAM SRAM XX1 |
ディレイラー: | SRAM XX1 11 speed |
チェーン: | SRAM XX1 chain |
ホイール: | ENVE ENVE 29er |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29er |
ブレーキ | MAGURA MAGURA MT-8 |
ペダル: | MAVIC Crossmax SL |
サドル: | FI`ZI:K TUNDRA 2 |
ハンドル: | ENVE |
ステム: | レオナルド LEFTY用―20° |
ヘルメット: | Kabuto KOOFU |
シューズ: | MAVIC FURY |
グローブ: | Kabuto PRG-3 |
アイウェア: | kabuto プリマト |
ドリンク: | CCD |
ジェル: | ワンセコンドCCD |