2015年5月5日火曜日

CJ-UCI びわこ高島(朽木) レースレポート

(Written by Yoshitaka)

日付:5月3日
場所:滋賀県、高島市
気温:20度
路面:ドライ
周回数:6周
順位:36位

いよいよ本格的な開幕戦、そして国内で行われる数少ないUCIレースでもあるCJ-UCI朽木に行ってきた。ここまでロードレースも連続で続いていたが体調管理、調整はしっかりとできていたので良い状態でレースに臨むことができた。

コースは去年とほとんど変わらず、斜度のキツイ上りをいかに速く、そして耐えながら上れるかが重要となるコースだった。下りでは路面がかなり乾いていたためとても滑りやすくなっていたので安定したグリップのあるIKONを選択。試走では細かく空気圧を調整して最終的に1.7に設定。

そしてレース当日は夏を感じさせるような気温、そして開幕戦独特の緊張感があったがいつもの自分のペースで準備を済ませ、スタートラインへ。1列目の右側に位置を取り、スタートダッシュのイメージをしながらスタートの合図を待つ。



そしてレーススタート。いつも通りにスタートから全力で飛び出してトップを取るつもりだったが、一漕ぎ目でチェーンが切れてしまう。一瞬何が起こったのかわからず、頭が真っ白になるが他の選手はすでにはるか前に。大声でチームスタッフにチェーンが切れた事を伝え、バイクを押しながら前を追う。

この朽木のコースは本当に上りの斜度がきつく、少しの距離を走っただけで足に痛みがきてしまうほどだった。ほとんど登山のような感じで走り続け、下りでは乗ってできるだけ差を詰める。



そしてコースの終盤に設置されたフィードゾーンへようやくたどり着き、チェーンを交換してもらう。無事に交換が完了し、リスタートするがその頃には自分の見える範囲には全く選手がいない。しかし、頭で判断するより体が動き、全力で前にいる選手の追走を開始。



2周目でなんとか50番手ぐらいまで追い上げることができ、この調子のまま走り続ける。調子は良く、ペースもほとんど落とさず走る事ができ、順調に順位を上げていったが、この日のトップを走っていた選手のペースには敵わず、ラップアウトとなってしまった。


結果は36位。

開幕戦からいきなり悔しい結果となってしまいました。今回のトラブルについてはレース後にじっくり考えた結果、自分がもう少し気にかけていればなんとかなったかもしれないトラブルでした。改善点ははっきりとわかったので、同じミスを2度としないようにしていきます。調子の方は良かったので、また2週間後に控えているUCI 八幡浜に向けて気持ちをしっかり切り替えて、勝つための準備をしていきます。

今回も応援、サポートありがとうございました。次回もよろしくお願い致します。


Result
1st  平野 星矢  Bridgestone Anchor Cycling team   1:25:55
2nd  斉藤 亮  Bridgestone Anchor Cycling team1:28:07
3rd  恩田 祐一 BH RACING MTB TEAM      1:29:57
 .
36th 中原 義貴 BH RACING MTB TEAM

使用機材
フレーム:BH Ultimate 27.5
フォーク:ROCKSHOX SID WC
コンポーネント:SRAM XX1 (34T)
ホイール:MAVIC クロスマックス SL
タイヤ:MAXXIS IKON TR 27.5 (空気圧1.7)
ブレーキ:MAGURA MT-8N
ペダル:MAVIC CROSSMAX SL
ハンドル:ENVE 660mm
ステム:ENVE 90mm
ヘルメット:kabuto ZENARD
シューズ:MAVIC FURY
インソール:SIDAS
グローブ:kabuto PRG-3
・ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
・レース中:CCDドリンク、ワンセコンドCCD(ライチ風味)