2015年7月23日木曜日

全日本選手権 U23

(Written by Yoshitaka)

日付:7月19日
場所:長野県、富士見パノラマ
路面:ドライ(とろこによりウェット)
周回数:4周
順位:2位

いよいよこの時が来た、という感じで迎えた全日本選手権。この日のために日々を過ごし、活動してきた。そしてU23カテゴリーで走るのは今回が最後。なんとしてもチャンピオンの座を奪いたい気持ちでいっぱいだった。

開催地は去年までとは変わり、富士見パノラマ。レースなどで走っている回数は多い所だが、今回は大幅にコースが変わっていて今までの富士見とは違った印象だった。長い上りが減り、短い上りが数回に分けられていて、下りもテクニカルな部分が増えていた。試走ではしっかりラインを確認し、レースイメージをして備えた。

そしてレース当日。スタートは12時で日差しも強く暑いレースが予想されたので朝からしっかり水分を摂り続け暑さ対策をする。いつも通りのアップを済ませ、いよいよスタートラインへ。
photo by 信州ふぉとふぉと館

 緊張はあったが、それよりも勝つことを意識し、集中力を高めていく。そして定刻通りレーススタート。

photo by 信州ふぉとふぉと館

 


負けるわけにはいかないレース、慎重に行くべきかもしれないがここは普段通りのスタートダッシュでメンバーを絞りにかかる。後続とは10秒ほどの差をつけながら1周目を走り、2周目へ。



後ろにいるのは昨年度のチャンピオンである沢田選手。今年もこうなることは想像できていた。そして前に出られたら苦しい展開になる事もわかっていたので前を譲らないように走ろうとするが2周目に入ってから呼吸がやけに乱れる。

photo by 信州ふぉとふぉと館

photo by 信州ふぉとふぉと館

身体もイマイチな感覚に。そんな状態で走っていると先行を許してしまい、2番手に。差はそこまで大きくない、とにかく冷静に走り、また抜きにかかろうと思うがなかなか差は詰まらず、3周目に。

photo by 信州ふぉとふぉと館



ここで10秒差まで詰めることができたが、呼吸の乱れは変わらず、さらに手まで痺れる状態に。そこから差が徐々に開いていくが、どうしても勝ちたいという気持ちだけでバイクを進める。

photo by 信州ふぉとふぉと館

しかしそのペースは沢田選手に届かず、最終周回へと入り、追いつく事なくゴールへ。


photo by 信州ふぉとふぉと館

結果は2位。
どうしても勝ちたいレース、このレースで勝つために過ごしてきましたが結果は負け。悔しい、という言葉だけでは表すことのできない気持ちで溢れています。

photo by 信州ふぉとふぉと館
しかし、この悔しさを晴らすためにはまた前を向いて頑張り続けるしかありません。今回の結果をしっかり受け止め、シーズン後半のレースにまた全てをぶつけていきます。

photo by 信州ふぉとふぉと館
たくさんの応援、サポートありがとうございました。

Result
1st  沢田 時 Bridgestone Anchor Cycling team 1:02:46
2nd 中原 義貴 BH RACING MTB TEAM 1:03:50
3rd 前田 公平 BiORACER    1:04:32


使用機材
フレーム:BH Ultimate 27.5
フォーク:ROCKSHOX SID WC
コンポーネント:SRAM XX1 (34T)
ホイール:MAVIC クロスマックス SL
タイヤ:MAXXIS IKON TR 27.5 (空気圧1.7)
ブレーキ:MAGURA MT-8N
ペダル:MAVIC CROSSMAX SL
ハンドル;ENVE 660mm
ヘルメット:kabuto ZENARD
シューズ:MAVIC FURY
インソール:SIDAS
グローブ:kabuto EXG-3
ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
レース中:CCDドリンク、ワンセコンドCCD(ライチ風味)