場所:長野県、富士見パノラマ
路面:ドライ
周回数:スタートループ+6周
順位:3位
いよいよやってきた全日本選手権。今年はエリートクラスでの出走となる。U23の時とはまた違った緊張感があるかと思ったが今年はすでにWCケアンズや世界選手権を走っているのでそれほど緊張することなく臨めた。
コースはCJシリーズで走った時とは少し変更されている部分もあったが大きな変化はなく、リフト下の登りが無くなっていて全体的に距離も短く感じた。
しっかり試走し、レースイメージを固め、タイヤの空気圧も決め準備万端。あとは思いっきり走るだけ。
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photo by 信州ふぉとふぉと館 |
レース当日は心配されていた雨もほとんど降らず、路面も大して滑る感じではない。不安な要素は無く、いい緊張と集中した状態でスタートラインへと並ぶ。
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photo by 信州ふぉとふぉと館 |
そして定刻通りレーススタート。クリートキャッチはばっちり。ガツンとスピードを出し、スタートループから2人パックとなりレース開始。
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photo by 伊東秀洋 |
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photo by 春日部写真店 |
相手は全日本チャンピオンである山本選手。今までは眺める側の立場だったが今は違う。挑戦者として怯むことなく挑みにかかり1周目に先頭に出る。所々で少しペースを上げたりしてみるが全然余裕そうに付いてこられているのがわかる。
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photo by 信州ふぉとふぉと館 |
しかし勝つためには前で走るしかない、引き離すしかないと思い走り続けるが離れない。2周目に入ると2番手へ下がる。
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photo by 信州ふぉとふぉと館 |
ここから食らいついていきまた抜くチャンスを掴まなくてはと思うが山本選手のペースからどんどん遅れていく形になる。徐々に開く差と、後ろから詰めてこられているのを感じ冷静さを失いながら走るという悪いクセも出始める。
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photo by 春日部写真店 |
そうこうしているうちに3番手選手にも抜かされ後退。単独で前を追い続けるが差が詰まったり開いたりを繰り返し、残りの周回数が少なくなる頃には差は大きくなっていき追いつくことができずゴール。
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photo by 信州ふぉとふぉと館 |
今シーズン調子よく走ってこれていたが1番大切な全日本選手権はチャンピオンジャージを逃す結果となっていまいました。悔しさが溢れるばかりですが、この結果は自分の100%を出した結果であるので悔やんでばかりいてもダメだ、という気持ちもあります。
2016年の全日本選手権は負けましたが、今回のレースでまた自分の可能性も伸びしろもあると感じられたのでひたすらそれを信じて走り続けます。また1年間しっかりと自分を鍛え上げて必ずチャンピオンを奪還しに行きます。
今回もたくさんの応援、サポートありがとうございました。
使用機材
フレーム: | BH Ultimate 29 |
フォーク: | SR SUNTOUR AXON |
コンポーネント: | SRAM XX1 (34T) |
ホイール: | MAVIC CROSSMAX SL |
タイヤ: | MAXXIS IKON TR 29インチ (空気1.7) |
ブレーキ: | MAGURA MT-8N |
ペダル: | MAVIC CROSSMAX SL |
ハンドル: | ENVE670mm |
ヘルメット: | kabuto ZENARD |
シューズ: | MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE |
インソール: | SIDAS |
グローブ: | kabuto PRG-5 |
サドル: | fabric FLAT |
ウォームアップ時: | ワンセコンドHCA |
レース中: | CCDドリンク、ワンセコンドCCD(ライチ風味) |