CJ-UCI 八幡浜
日付:4月23日
場所:愛媛県 八幡浜
路面:ドライ
周回数:6周
順位:5位
本格的な国内開幕戦、そしてUCIレースでもある八幡浜に参戦して来た。
八幡浜のレースは多くの観客、そして国外からも参戦する選手がいて毎年とても賑わう大会だ。地元の人々も多く観戦に来られて、会場までの案内看板などもあり街全体でレースが盛り上げられている。
今回の八幡浜はUCI Class1なので獲得できるUCIポイントが多く、そのポイントは今後参戦する海外でのレースのスタート順にも関わってくるのでとても重要なレースだ。良い走りをするのも重要だが、結果を求めていかなければならない。
会場へは金曜日から入り、しっかり試走をしてコースの雰囲気とラインを確認。コース全体は去年とは変わっていなかったので覚えやすかった。天気予報も本番は晴れの予報なので路面状況もドライで考えてタイヤを合わせる。ドライコンディションならもちろんMAXXIS IKONの出番だ。
今回はタイヤだけでなくサスペンションのセッティングにも時間をかけた。
前回のレースでは満足にリアサスを使うことができず、ただリアサスを動かしているだけになってしまっていたからだ。
CJ-2菖蒲谷の頃よりフロントのエア圧を10下げ、リアのエア圧を20ほど上げた。前はフロントが硬く、リアが柔らかすぎるという感覚だったのでエア圧はこの仕様に変更して、さらにリアはリバウンドを最速にする。これによりハイスピードコースの八幡浜に対応させた。連続で衝撃がくる八幡浜の名物セクションのゴジラの背(根っこだらけ)でもスムースにサスペンションが動いてくれてロスなくバイクを進められた。
そして今回のレースからHT Leopard M1を使用。
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HT Leopard M1 オレンジカラー |
前バネ固定でしっかりとしたホールド感があり遊びが無くペダルへロスなく力を伝えてくれる。感覚として真っ直ぐペダルに力が伝わる感じ。しかしまだ使い始めて日が浅いのでこのペダルについてはまた別に機会を作って触れていきたいと思う。
あとはサドルポジション、ステムの角度も変えて前回走った時とは全く違う感覚になったが乗りやすい良い感覚を得られた。
レースは13:30スタートでスタートはUCIランキング順なので1列目。今シーズンの開幕戦となるため去年とは違った緊張感の中スタート。
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スタート待ち |
クリートキャッチに少しミスするも最初のシングルトラック入り口までに挽回し、トップで入る。焦らず自分のペースで走り、1周目を終える頃には4人のトップグループ、次いで自分ともう1人の選手での2人の追走グループに分かれていた。トップグループとのタイム差はそれほど大きくなく、下りで追いついたり登りの途中で追いついたりと付かず離れずの距離を保っていた。
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八幡浜名物セクション「ゴジラの背」 |
トップグループの方でも激しく順位が変わっているのがわかったがそれでもタイム差は変わらずだったので少し様子見してしまった。ここがミスだった。
この状態からラスト1周半になったらトップグループへ合流し最終周回で突き放そうと考えていたが、その前にトップの数人がアタックをかけ、ペースアップ。完全にタイミングを逃し、そこから差を詰めることもできずゴール。
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レースは5位でフィニッシュ。次に繋げられるレースとなった。 |
順位にこだわってしまったあまり判断ミスをしてしまった部分もあったが全体的に見れば自分のコンディションも上がっているし、バイクのセッティングもしっかり出ていた。
これからどんどん結果を出していける確信を得られたレースとなったが、やはり勝つことができなかったのは悔しい。この悔しさをトレーニング、そして次戦の朽木でぶつけていく。
今回も応援、サポートありがとうございました。
使用機材
- フレーム:SPECIALIZED EPIC 29er
- フォーク:FOX 32 FLOAT
- コンポーネント:SRAM EAGLE 1×12 (36T)
- ホイール:MAVIC CROSSMAX PRO
- タイヤ:MAXXIS IKON 29インチ (空気前1.7後 1.9)
- ブレーキ:MAGURA MT-8 RACELINE
- ハンドル;ENVE670mm
- ヘルメット:kabuto ZENARD
- シューズ:MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE
- インソール:SIDAS
- グローブ:kabuto PRG-5
- サドル:fabric FLAT
- ペダル:HT Leopard M1
- レースジャージ:DECOJA
- ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
- レース中:クエン酸&グルタミン、ワンセコンドCCD(ライチ風味)