2017年10月30日月曜日

CJ-1 下関 レースレポート




日付:10月22日
場所:山口県 下関 深坂自然の森
路面:ドライ
周回数:6周
順位:DNF


2017年シーズン最後のMTBレースとなるCJ-1下関に出場してきた。
このコースは今回が初出場となったので試走は入念に行った。コースは4kmほどでシングルトラックが多め。アップダウンが細かくあり、個人的には好きなコースだった。富士見で転倒し痛めた右膝も状態は良くなり、走りに影響しないほどになっていた。

レース当日は台風による強風と雨が心配されたが予報とは違い、天気は曇り。路面も前日の雨で気になっていたがレース前にチェックするとかなり乾いていたのでタイヤはIKONを選択。1時間前からウォームアップを開始し、スタート30分前にワンセコンドBCAAを摂るいつもの流れ。体調も悪くないし、何よりこの日は単純に走ることが楽しみで仕方なかった。

早くスタートしたい!という気持ちいっぱいでスタートラインへ。そして定刻通りレーススタート。

若干出遅れたが最初のシングルトラックに入る前に5、6番手で入る。先頭はまだ見えるし、シングルを走り続けていてもそれほど大きな差は開いていない。体もしっかり動いているし必ず追い抜ける!という気持ちで走る。少しの間3人のパックで走っていると1人パンクで後退、1人は下りでパスし、2位で2周目へ。この時点でまだ30秒差。全く見えなくなるほどの差ではないし、今日はしっかり踏めているし回せている、いい感覚だ。所々少し滑る箇所があったがそこは気をつけて、登りなどの踏むところで差を詰めようと考えていたが、それでは詰まらず3周目へ。

順調に走れてはいたが前との差は詰まらない。少しリスクを払わないといけないかもしれないと思いながら4周目へ。

差を詰めるため下りを攻めて走り、タイム差が縮まるかどうか確認しようとしたが、ピット直前の下りで転倒してしまい、右足を痛めてしまう。痛みでしばらく立つこともできず、順位はどんどん下がっていく。こんなところでレースを降りてたまるかという一心で再スタートするが、右足に力を入れることも踏ん張ることもできずリタイヤという形でレースを終えた。

転倒によりリタイヤ、というのは初めてで複雑な気持ちです。怪我は膝を数針縫うのとくるぶしの打撲で済んだのが不幸中の幸いでした。転倒するまでは2番手で走れていたというのはここ最近の自分の中では良かったことだと思います。トップとの差も今までのリザルトから比べるとかなり近いものでした。しかし、今回は出場している選手が少なかったので、これも複雑な気持ちではあります。フルメンバーでもこの日の走り、この日以上の走りをしなければならない。課題は山積みです。

今シーズンのMTBレースはこの下関にて終了となりますが、気持ちを新たに、また来シーズンへ向けて走り出して行きます。

たくさんの応援、サポートありがとうございました。





使用機材

  • ウェア:DECOJA

  • フレーム:WIAWIS HEXION 29 NANO CARBON (Mサイズ)
  • フォーク:FOX 32 FLOAT SC 29
  • コンポーネント:SRAM EAGLE 1×12 (38T)
  • ホイール:MAVIC CROSSMAX PRO
  • タイヤ:MAXXIS IKON 29インチ (空気前1.6 1.6)
  • ブレーキ:MAGURA MT-8 RACELINE
  • ヘルメット:kabuto AERO-R1
  • シューズ:MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE
  • インソール:SIDAS
  • グローブ:kabuto PRG-5
  • サドル:fabric FLAT
  • ペダル:HT Leopard M1
  • ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
  • レーススタート前:ワンセコンドBCAA
  • レース中:CCDドリンク、ワンセコンドCCD(ライチ風味)


2017年10月20日金曜日

CJ-1 富士見(秋)レースレポート




日付:1015
場所:富士見パノラマ
路面:マッド
周回数:5
順位:16

前回の白馬から2週間経ち、迎えた富士見パノラマでのCJレース。このレースまでの間にフルサスペンションバイクからハードテールバイクへチェンジ。メーカーはWIAWIS29インチのカーボンバイクで、乗り味はとても軽く、パワーの伝達が良い。登りでダンシングした時は爽快感すらあるフレームだ。最初に乗った時から良い感触を得られたので、いきなりレースで使用するのに全く不安はなかった。

WIAWIS HEXION 29 NANO CARBON

フロントフォークはFOX 32FLOAT SC 29をマムアンドポップス様よりサポートしていただき、その動きも快調。フォーク自体の重さも以前に比べて格段に軽くなっていて登りでの感触が全然違い、軽い。フォークとしての動きはもちろん良くて、あらゆるギャップを最小限に抑えてくれて、加速に繋げられる。

FOX 32FLOAT SC 29




新しいバイク、新しいフォークで気持ちも高ぶったままレースへ。
この日はあいにくの雨で路面コンディションはどんどん悪くなっていく。しかし自分の中では富士見は雨が降ってもそこまで滑るコースではないと思っていたのでタイヤはI新品のIKONに履き替えてタイヤのノブが1番良い状態の物を使った。

そして寒さに震えながらレーススタート。スタートは少し出遅れる形となってしまったが、先頭は見える位置で走る。シングルを抜けた後の登りで順位を上げようと考えていた。しかしシングルに入る入り口にあるロックセクションで前が詰まるのが見えてしまった。これに突っ込んでしまう訳にもいかないのでバイクを降りてシクロクロスのように担ぎ2名ほどをパスする。冷静に判断もできていたので良い流れだ、と思いながらさらに前を追いかけようとバイクに飛び乗った瞬間、サドルは上向きに。

これではまともに漕ぐこともできない。そこからはひたすらダンシングと漕ぎにくい状態でピットを目指す。


Photo by 伊東さん

ピットに入り、サドルの向きを直し再スタートするが順位をかなり落としてしまっていた。
必死に前を追いかけるが無理な体勢で乗っていたせいで足と腰ににダメージがあり、思うようにペースは上がらず16位でゴールとなった。


Photo by 伊東さん

トラブルに見舞われた今回のレース。しかし最後にチェックしたのは自分なので、自ら引き起こしたトラブルでした。2度とこういうトラブルは起こさないために今後はさらにチェックを入念にしていきます。

次は2017年最後のMTBレース、CJ-1下関。今シーズン、満足のいく結果が出せていないので最終戦で満足のいく結果、走りをして来年に繋げられるようなレースにします。残りの時間で自分のパフォーマンスを最大限出せるよう過ごしていきます。
今回も応援、サポートありがとうございました。

Photo by 伊東さん







使用機材

  • ウェア:DECOJA
  • フレーム:WIAWIS HEXION 29 NANO CARBON (Mサイズ)
  • フォーク:FOX 32 FLOAT SC 29
  • コンポーネント:SRAM EAGLE 1×12 (38T)
  • ホイール:MAVIC CROSSMAX PRO 
  • タイヤ:MAXXIS IKON 29インチ (空気前1.6 1.7)
  • ブレーキ:MAGURA MT-8 RACELINE
  • ハンドル;ENVE670mm
  • ヘルメット:kabuto AERO-R1 
  • シューズ:MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE
  • インソール:SIDAS
  • グローブ:kabuto PRG-5
  • サドル:fabric FLAT
  • ペダル:HT Leopard M1
  • グリップ:ESIgrips
ドリンク類
  • ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
  • レーススタート30分前:ワンセコンドBCAA
  • レース中:CCD、ワンセコンドCCD(ライチ風味)


2017年10月3日火曜日

CJ-1 白馬 レースレポート




日付:101
場所:白馬
路面:ドライ所によりマッド
周回数:6周
順位:11

シーズン後半戦の2つ目である白馬大会に参戦してきた。
前回の妙高から1週間という時間があり、その間もトレーニング量は落とさずこなしてきたため、疲れを感じながらの会場入り。
白馬のコースは年々進化し続けるため毎年走っていて飽きない。それは今回も同じく、今までで1番楽しいコースになっていた。前半は少し長めの登りがあり、そのあとは細かいコーナーがあるシングル。そのあともアップダウンを繰り返し、テクニカルな登り、流れのいい下り等、走っていて純粋に楽しめるコースとなっていた。
試走日から山の中の日が当たらないシングルは路面が滑りやすくなっていたが、タイヤはいつも通りIKON。空気圧も2.0と少し高めに。もはやIKONしか使っていないと言われても仕方ないレベルでIKONしか使っていないが、本当に大体の路面は問題なく走れてしまうのがこのタイヤの強みだ。
今回から投入したMAGURA HC3のブレーキレバーも高剛性で、レバー角度、ブレーキの効き具合等、調整できるところが増えているのでさらに自分が扱いやすいように、思い通りのブレーキングができるようになった。

より多くの調整が可能になったMAGURA HC3

今回も事前に機材面はRingoRoadさんにチェックしていただいているので万全。あとは走るだけ。



レース当日は雨の心配もなく、大阪のような暑さも感じられず走りやすい気温。
スタートは今回も最前列6番目のコール。そして1345分にスタートの合図。
問題なくスタートできたが、体の力の入り方が良くない。しっかりと踏めていなかった。一旦冷静になり、体に力を巡らせるイメージで走り続ける。序盤は大きく順位を落としたが2周目からは56番手の位置に。
この位置からは34番手選手までまだ見えていた。周回を重ねるごとに荒れていくシングルの路面にも冷静に対応して走るが、どんどん体がキツくなるのを感じていた。

Photo by 伊東さん

余計なことは考えず、最後まで出し尽くして走ることに集中し走る。そうしているうちに腹筋と両足が攣る最悪の事態に。

Photo by 伊東さん

こうなるとキープどころかペースは落ちていく。ラスト2周というところで大きく順位を落とし、最終的に11位でゴール。

Photo by 伊東さん


ゴール後、チームメイトと今回のレースを見返したが前回もそうだったが今回も補給ミスが目立った。走り方も少し乱暴になっており、勢いがある、と言えば聞こえはいいが無駄も多い。今はあえてそういう走りをしている部分もあるが、それも含めて次回の富士見までに可能な限り修正をしていく。残りは2週間後の富士見、そしてその翌週の下関。残り2戦で勝ちを掴めるよう取り組んでいきます。
今回もたくさんの応援、サポートありがとうございました。


使用機材

  • ウェア:DECOJA

  • フレーム:SPECIALIZED EPIC 29er
  • フォーク:FOX 32 FLOAT
  • コンポーネント:SRAM EAGLE 1×12 (38T)
  • ホイール:MAVIC CROSSMAX PRO
  • タイヤ:MAXXIS IKON 29インチ (空気前1.8 2.0)
  • ブレーキ:MAGURA MT-8 RACELINE
  • ハンドル;ENVE670mm
  • ヘルメット:kabuto AERO-R1
  • シューズ:MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE
  • インソール:SIDAS
  • グローブ:kabuto PRG-5
  • サドル:fabric FLATペダル:HT Leopard M1
  • グリップ:ESIgrips
  • ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
  • レース中:CCD、ワンセコンドCCD(ライチ風味)