日付:3月10日
場所:Phillippines, Timberland
路面:ドライ
周回数:6周
順位:6位
使用機材
- フレーム:WIAWIS HEXION 29 NANO CARBON (Lサイズ)
- ステム:W&W CS-NC 80mm
- ハンドル:W&W CR-NC 710mm
- シートポスト:CSP2-NC 27.2mm (25mm offset)
- フォーク:FOX 32 FLOAT SC 29 BOOST
- コンポーネント:SRAM EAGLE 1×12 (フロントギア 36T)
- ホイール:DT SWISS XRC 1200 SPLINE 25 29 Boost
- タイヤ:MAXXIS ASPEN 29インチ 2.25 (空気前1.6後 1.6)
- スペアホイール/タイヤ:DT Swiss XRC 1200 SPLINE 25 29 Boost/ MAXXIS IKON スキンウォール
- ブレーキ:MAGURA MT-8
- ヘルメット:kabuto ZENARD
- アイウェア:kabuto primato-α
- シューズ:MAVIC CROSSMAX SL ULTIMATE SHOE
- インソール:SIDAS(インソール形成:Advanced foot)
- グローブ:kabuto PRG-5
- ペダル:HT Leopard M1
- チェーンオイル:FINISH LINE Dry Bike Lubricant
- フロアポンプ:TOPEAK JoeBlow Booster
- 工具:TOPEAK PREPBOX
- バイクスタンド:TOPEAK PREPSTAND RACE
ドリンク類
- ウォームアップ時:ワンセコンドHCA
- レーススタート前:ワンセコンドBCAA
- レース中:CCDドリンク、ワンセコンドCCD(ライチ風味)
バイクメンテナンス
- RINGO ROAD
バイクケース
- BIKE SAND
フィリピンでの生活
2018年、MTBシーズンの開幕戦として参加を決めたのはアジアシリーズの初戦でもあるTIMBERLAND。
今回は前からエントリーしていたのでナショナルチームの名前ではなくWIAWIS RACING TEAMとしての参加となった。いろんな方々に助けていただき、エントリー、空港からの送迎車の手配などを教えていただき、手伝ってもらえた。
マニラ空港に着くと、この時期の日本とは全く違う気温でむあっとした熱気を感じた。
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バイクケースはダンボール製のBIKESAND |
この日の気温は29度と熱め。
空港からの送迎車を待っていると、ん?この人か?という人を発見。
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WIAWISと書きたかったんだと思うけど惜しい!でも気持ちは嬉しい!
マニラ空港はターミナルとターミナルの間がなかなかの距離で、ターミナルを出てすぐのロビーでナショナルチームの皆さんとの合流の予定でしたが、関空組と成田組では到着ターミナルが違っていて、合流に少し手間取りましたが、連絡を取り合いながら無事に合流。空港のWi-Fiが不安定だったのでSIMフリーのスマートフォンが欲しいなぁと思った場面でした。
空港から滞在先のホテルへは車で2時間ほど。距離的には大した距離ではないけど、渋滞がすごかった。。。
今回のホテルはEASTERN MANILA HOTEL&TRAINING CENTER。
大会とのパートナーホテルらしく、ここにほとんどの参加ライダーが集まっていました。
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続々と選手が集まってくる。 |
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ホテルの朝食。 |
会場に行くまでの道のりは道路はボコボコ、車やバイクは明らかに道路のサイズに収まりきっていないぐらいの交通量で、油断していると跳ね飛ばされてしまいそうな激しさ。道路から少し外れた道は日本ではなかなか無い雰囲気だった。
食べ物は野菜がほとんど無く、肉と米とパンがメインな感じ。しかしパンはスカスカな感じだったので、もう少しエネルギーがありそうなものが食べたかったので近くのスーパーで食料を買い出しする日々。こういった日本とは違う生活環境で過ごすのは不便さを感じると共に普段の生活のありがたみがわかる。
ホテルから少し離れた所にはスターバックスやカフェも発見できたので空いた時間はそこでリラックスして過ごせた。
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近くにあったカフェ。店員のおじさんが優しい人でした。 |
今回のレースを選んだ理由は、UCI Class3でポイント獲得を望めるのと、海外を走って自分の力を試し、確認したかったこと。
昨年は攻めの走りができていない部分もあったのでそこを改善できているかもこのレースの課題の一つ。なのでホールショットは必ず取らなければならない。力強い走りをするという気持ちで臨んだ。
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ゼッケンは8番 |
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このジャージになってから初のレース。気が引き締まる。 |
コース
コースはほとんどがシングルトラック、ボコボコの路面で短いアップダウンの繰り返しで気温も日本に比べれば高く、暑い中でのレースが予想された。レース当日、路面は乾いていたのでタイヤはMAXXIS ASPENを選択。
ASPENはタイヤ重量も転がりも軽く、2.25という太さとしっかりとしたサイドノブで安定したグリップを得られるのでドライコンディションでは抜群の性能を発揮してくれる。
レースレポート
スタート位置はUCIランキング順で2列目、9番コール。ホームストレートは幅が広いのでスタートダッシュでトップを取るのはできないことではないと思い、イメージしながらスタートを待った。
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スタートボックスで待機。 |
そして若干曇り空の中、レーススタート。しかし周りのペースは牽制している様な速度だったのでこの空気を壊す様に前へ出てホールショットを取ることに成功。この流れについて来れたのは日本のナショナルチーム3名とカザフスタンの選手1名。僕を含め5人のパックで後続を突き放し、1周目を走る展開に。しかし2周目から体の動きが鈍くなり、ペースを上げられない状態に。
周回を重ねるごとに後続との差も詰まってきているのがわかり、苦しい状況となったが粘りの走りで耐え続ける。曇り空から強い日差しが出ることもあり気温は高く、脱水と熱中症が心配されたので1周に1本のペースでCCDを補給し、しっかりと暑さにも対応して行くが、ペースを維持することで精一杯になってしまい、カザフスタンとフィリピンの選手にパスされ順位を落としてしまう。
思っていたより体が動かないもどかしさと自分と戦いながら、見えない前の選手を追い続け、最終的に6位でゴールとなった。
開幕戦を終えて
自分の中の開幕戦として出た今回のアジアシリーズは6位という結果で終わってしまったが、マイナスに捉えることなく冷静に今の自分の現状を確認、そして昨年の自分らしく無い走りを打ち消すことができたレースになったと思う。しかしまだ前には日本人選手も含め5人もいる。別の国のレースになるとこれが増えるかもしれないし、減るかもしれないが、自分の求める順位を掴むためにはさらなる進化が必要となると感じた。
今回はメインスポンサーであるWIAWIS様から新たにフレームをいただいてサイズを1つ大きいLサイズに変更して参戦したが、これが想像以上に自分に合っていた。ホイールベースが長くなったことによりさらに安定感が増し、扱いやすくなった感触を得られた。ナノカーボンで作られたフレームはしっかりとその剛性を発揮してくれて進みの軽さが味わえる。
さらに今シーズンからマルイ様よりサポートしていただいているDT Swiss XRC 1200 SPLINE 25 29 Boostホイールもカーボン製で重量が軽いのはもちろんだが、ワイドリムになっているため荒れた路面でも問題なく突き進んでいける安定感を出してくれている。
Boost仕様ということでフロントフォークも新たにマムアンドポップス様よりFOX 32 FLOAT SC 29 Boostをサポートしていただき、FOXならではの動きのスムースさ、軽さ、剛性もあり、速く走る、勝つためのバイクとしては本当に最高レベルのバイクに乗れている今の環境に感謝です。
また今シーズンも引き続きMAGURA MT-8をMC-internatinal様よりサポートしていただき、レース中のブレーキングコントロールは安定した使い心地で走れました。パッドの種類や別売のHC3レバーのおかげでさらに自分が扱いやすい様にセッティングできるので助かっています。
新チーム、新体制となった2018年。しっかりと自分の成し遂げたい事を目指し続け結果を出せるよう、強くなります。
まずは初戦を海外レースで始められ、良い環境でスタートを切れた事に感謝です。ありがとうございます。
そして共にに戦ったナショナルチームメンバーの皆様、ダイゾウさん、雷太監督、木下社長、大変お世話になりました。フィードや情報収集、サポート、ありがとうございました!
そして共にに戦ったナショナルチームメンバーの皆様、ダイゾウさん、雷太監督、木下社長、大変お世話になりました。フィードや情報収集、サポート、ありがとうございました!
今後も応援、サポートよろしくお願い致します。
WIAWIS RACING TEAM 中原義貴
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