日付:2月4日
場所:京都府 桂川
路面:ドライ所によりマッド
周回数:10周
順位:優勝
年が明け、チームも新たにWIAWIS RACING TEAM所属となり迎えた2018年初のレースは関西シクロクロスの最終戦、桂川。
この関西シクロクロスシリーズは人気があるレースで、子供から大人まで多くの選手、観客が集まるのでローカルではあるが注目もされる。個人的に今シーズンの良い流れを作るために、自分自身のためにも必ず勝ちたいレース。そしてしっかりと追い込み切る事がこのレースの目標だった。
コースは平坦がメイン。向かい風のきつい長いストレートや濡れて少し滑りやすくなった細かいコーナーの連続など、基本的な要素が詰まっていて簡単なように見えて難しさもあるコース。
試走では視野を広く、もっと最適なラインが無いかを探しながら走り、見つけたのが階段横のライン。普通は降りてバイクを担いで、という流れのセクションだが1本だけ乗っていけるラインがあったので試走でそのラインを高確率で乗っていけるようにした。
そして定刻通りレーススタート。スタートしてすぐがぬかるんでいたため少し出遅れて9番手ほどの位置になるが落ち着いてトップの様子も見ながら1周目を終える。
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Photo by Syoutarou Tsumaki |
2周目に入ると集団もまとまり落ち着いていたので抜けるとこで抜かし、3番手に浮上。そこからもうまく隙をついて抜いて行きトップへ。ここから2番手選手とパックでレースを展開していくことに。
付かず離れずの展開が続く中、チェーントラブルを起こしたりスリップしたりと細かなミスをして自ら苦しい流れを作ってしまう。そのミスで生まれた差を埋めるため足を使い、なかなか独走へと持ち込む事ができず最終周回へ。
この周で前に出られなければさらに苦しい展開となるのでコース序盤のストレートで前に出て、相手と差が生まれているのがわかったところでしっかりと踏んでタイム差を広げることに成功。あとはミスの無いように、しかし落ち着いて走るのではなく出し切るように追い込んで無事勝利を掴む事ができた。
2018年初レースを優勝で開始できたことは自分にとってとても良い流れの始まりだと思うのでこの流れを切らさないようなトレーニングを積んで行き、メインであるMTBシーズンに万全の状態で入りたいと思います。
今回もたくさんの応援ありがとうございました。
2018年シーズンも中原義貴をよろしくお願い致します。
使用機材
- ヘルメット:kabuto ZENARD
- アイウェア:kabuto PRIMATO-α700
- シューズ:MAVIC クロスマックス SL アルチメイトシューズ
- インソール:SIDAS
- グローブ:kabuto SFG-1
- ペダル:HT Leopard M1
- ケミカル:FINISH LINE Dry Bike Lubricant
- バイクスタンド:PrepStand Race
ドリンク、サプリメント類(PowerProduction)
- ウォームアップ時:グリコ ワンセコンドHCA
- レーススタート前:グリコ ワンセコンドBCAA