2019 全日本選手権
Photo by kasukabevisionfilmz
日付:7月21日
場所:秋田県、田沢湖スキー場
路面:ドライ
周回数:6周
順位:8位
いよいよ迎えた全日本選手権。今年は秋田県、田沢湖スキー場での開催。
去年はCoupe du japonのシリーズ戦の1つとして開催され、自分も参加していた。
自分にとっては今シーズンの大きな目標レースであり、ずっと掴めずにいるエリートカテゴリーでの全日本チャンピオンを狙えるチャンス。この日の為に、レースとトレーニング、私生活まで意識して過ごしてきた。あとは持てる力を出し切るのみ。
コースは去年まであったゲレンデ部分からの長い上り区間がカットされていてハイスピードなコースへと変わっていた。
試走日は日差しも強く暑い中での走行となったがCCDをこまめに補給し、ミネラルと水分を摂って熱中症の対策をした。
タイヤ選択はあまり悩まず、今シーズンの定番となっているREKON RACEを選択。転がりの軽さとグリップ、安定感は抜群であらゆるコースで使ってきて体感しているので、全日本の舞台にも採用した。
そしてレース当日。天気は快晴。じっとしているだけでもじわじわと汗が出てくる暑さ。エリートのスタートは14時30分と少し遅めで、かなりの暑さの中でのレースが予想された。朝からCCDで水分とミネラルを補給し、身体に熱を溜めないように時々頭から水を被りながらスタートを待った。
定刻通りレースはスタート。最前列からだったので遠慮なく前へ出ることができ、序盤からのハイペースな展開に加わる。
身体の調子は良い。足も回っているが、ハイペースな展開に必死で食らいつく走りになる。
Photo by kasukabevisionfilmz
勝つ為に先頭に出て行きたいが、このままではこのペースに引きずられてどこかのタイミングで千切れてしまう。頭ではわかっているが身体がついてこない。耐える走りで1周目を終えて2周目へ。
2周目もひたすら我慢。どうにか前へ出ようと思っていたがそう簡単にはできず、3番手の位置をキープするのが精一杯になっていた。
Photo by kasukabevisionfilmz
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3周目からは徐々にパックから遅れ、差が生まれ始める。焦る気持ちに体がついてこない。完全にオーバーペースで疲労して、ペースダウン。序盤に後続との差を開いていたものの、それも周回を重ねる毎に詰められて最終周回には8番手になり、そのままの位置でゴール。
今シーズン1番の目標としていた全日本選手権は8位でのフィニッシュとなった。
優勝を目指し、勝つ為の走りをしたが結果をつかむことはできなかった。表彰台を目指すのであればもう少し違った走りもあったかもしれないが、自分が望むところはそこではない。
悔しさが大きいが、シーズン的には中盤。まだまだこの先もレースが続く。
まずは体を休めて、次のレースへと準備を進めていきます。
今回も応援、サポートありがとうございました。
WIAWIS RACING TEAM 中原義貴
使用機材
- フレーム:WIAWIS HEXION 29 NANO CARBON
- ハンドル:W&W CR-NC 710mm
- シートポスト:PNW(ドロッパーポスト)
- フォーク:FOX 32 FLOAT SC 29 BOOST
- ホイール:DT SWISS XMC 1200 SPLINE
- タイヤ:MAXXIS REKONRACE 2.35 29インチ (空気前1.6後 1.6)
- ブレーキ:MAGURA MT-8(カーボンワンフィンガーレバー)
- ヘルメット:kabuto FLAIR (S/Mサイズ)G1レッド
- アイウェア:kabuto 121 (調光レンズ)
- インソール:SIDAS(インソール形成:Advanced foot)
- グローブ:kabuto PRG-8
- ペダル:HT Leopard M1
- チェーンオイル:FINISH LINE e-bike chain lube
- フロアポンプ:TOPEAK JoeBlow Booster
- 工具:TOPEAK PREPBOX
- バイクスタンド:TOPEAK PREPSTAND RACE
ドリンク、サプリメント
- レーススタート前:POWERPRODUCTIONワンセコンドBCAA、マックスロード BCAA, CCD
- レース中:POWERPRODUCUTION CCDドリンク、POWERPRODUCITION ワンセコンドCCD(レモン風味)
- レース直後:POWERPRODUCTION MAXLOAD WHEY PROTEIN
バイクメンテナンス
- RINGO ROAD